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ライター:飯塚 まりな

2022.05.11

クラシックの名曲を飯能で♪ かや×めぐみ「idobata音楽会」

クラシックの名曲を飯能で♪
かや×めぐみ「idobata音楽会」

100年以上の歴史ある蔵にすてきなピアノがやってきました。お茶を飲みながら気軽に楽しめる「idobata音楽会」の第1回は、女性音楽家のデュオによるピアノのお披露目です。

ヴァイオリニスト桑原香矢さんとピアニスト中ノ森めぐみさんは、ともに東京藝術大学を卒業。2009年からそれぞれイギリス、イタリアに渡り技術を学んできました。帰国後はお互い一時休養し、これからの音楽活動を見直すきっかけに。

中ノ森さんのご主人の趣味がロードバイクで、飯能の低山を気に入り、1年前に移住。桑原さん一家も移住してきたことから、家族ぐるみで飯能の地を散策。今は自然に囲まれた新しい生活を楽しんでいるとのこと。

桑原さん「idobata音楽会は演奏会というより、ふらっと来たら音楽をやっていた…という感じで気軽に聴いてもらえたらうれしいです。音楽家として何ができるか日々考えながら活動しています。今回は蔵にピアノがやってきたその経緯や感謝の気持ちをお伝えしたいです」

中ノ森さん「私は鳥取県出身で以前は地域おこしなどに力を入れていました。難しさを感じることもありましたが、やはり楽しいことがあるといいなと思っています。今の目標は飯能市民会館で音楽好きなみなさんと一緒に『はんのう音楽祭』を開催したいです」

飯能を拠点に新たな活動をスタートした、お二人の記念すべき日になりそうです。

演奏者プロフィール

桑原香矢(vn)
東京生まれ育ち。東京藝大附属高校、大学を卒業後、イギリスに留学。英国王立音楽大学を卒業後、2020年までヨーロッパに在住し、演奏、指導活動を行う。日本帰国後は、フリーの音楽家として、また英語コーチとしても活動。飯能には2021年夏より在住。

中ノ森めぐみ(pf)
鳥取県出身。東京藝術大学卒業。2009年国立ミラノ音楽院へ留学。スカラ座アカデミーの室内楽メンバーとして国内外の演奏会に多数出演。2016年に帰国し、演奏活動と後進の指導にあたる。2021年、拠点を東京から飯能に移す。

プログラム

  • リスト『愛の夢』
  • バッハ=グノー『アヴェ・マリア』
  • ショパン『幻想即興曲』『ノクターン』ほか

関連情報

日時
2022年5月29日(日)
午前の部 11:00〜12:00(10:30 open)
午後の部 14:00〜15:00(13:30 open)
公演
午前・午後の2回公演/各回10名限定
会場
旧織物協同組合 蔵1F
費用
1,500円
(ワンドリンク&お茶菓子付き)
主催
ビリーフプラス合同会社
協力
NPO法人 埼玉ハンノウ大学
お申し込み
埼玉ハンノウ大学HPより

アクセス

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記事を書いた人:
飯塚 まりな

イラストレーター兼ライター(主に人物取材を好む)。最近は愛車で過ごす車中ランチが生活の一部。夢は発展途上国で医療や教育に関わる日本人の取材。

2021年に働く30代男女の仕事や生活についてインタビューした『〜西武沿線上で探した〜近所の30代「今」何してる?』を全国の天狼院書店発売(2022年1月まで)。

  • 『ちいき新聞』レポーター(2020年〜)
  • 『ショッパー』レポーター(2019年〜)
  • 介護福祉士

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