特集・連載

ライター:野田 賀一

2021.12.23

下り電車でGO!(5号車)飯能ライフは超充実【後編】

下り電車でGO!(5号車)
飯能ライフは超充実【後編】

飯能ライフは超充実【前編】に続いて後編は、飯能の醍醐味でもある畑での収穫をお届けします。

野田が主宰する飯能ワカモノ会議では、いくつかのプロジェクトがあるのですが、そのうちの1つ「つむぎプロジェクト」で運営している「つむぎファーム」にて親子芋掘り体験をしてきました。

こういうときは雨だったり、曇りが多いのですが、この日は快晴中の快晴!

気候もちょうどよくて清々しい。手前がファームで奥が林になっています。そばに川もあってとてもよい環境です。

さて、まずはこの夏で伸びに伸びまくった雑草たちを刈っていきます。せっせと雑草との格闘。雑草がたくまし過ぎて「なんか生命力ハンパないんですけど!」って文句を言ってる写真です笑。

刈った雑草は、キッズたちが収集して1か所にまとめていきます。雑草の山に向かって「おりゃー!」と投げる。ただそれだけで楽しいみたいです。最終的にこんもり雑草の山になりました。

そして、ある程度きれいになったところで、お待ちかねの芋掘り体験。今年は通っている保育園でも緊急事態宣言や天気の都合で、体験系のイベントが軒並みなくなってしまったので、子どもたちも楽しみにしていたのです。

「さあ、どれを掘ろうかな〜?」と物色します。

都会育ちのわが子たち(右の男女)は、芋が畑に埋まっているのを見るのがほぼ初めて。

「どこに埋まってるの?」
「この草の生えている土の中に埋まってるんだよ」
こういうやりとりが、とても新鮮です◎

かばちゃんが先導しながら、ポイントを定めます。
「これなんかよさそうだね。じゃあ掘ってみようか」
「うんとこしょ、どっこいしょ」

4歳児の力では、掘るのもひと苦労。そこに年上のお兄ちゃんが加勢にきました。

それでも手強いお芋。最終的には、子ども3人で力を合わせて芋を掘ります。
「あとちょっとで出てきそうなんだけどなー」

「あ、なんか見えてきた!」と歓声が上がります。

じゃじゃーん!
なんと、土の中からひょっこり出てきたのは、自分の顔よりも大きなサツマイモ! こんなの近所のスーパーでも見たことありません。

大地のエネルギーをふんだんに取り込んで、丸々と大きくなったサツマイモを収穫できて、ごきげんの記念撮影。

帰りに子どもたちに「芋掘りどうだった?」と聞いてみると「すごく楽しかった! また畑に行きたい!」とのことでご満悦。そして案の定、動き疲れたわが子たちは夢の中へワープ。

今年の夏は、どこへも出かけづらくて、こういう体験ができませんでした。畑があるだけで、こんなに充実した時間を過ごすことができます。

電車でも都内から40分〜1時間。車でも高速道路を使えば、1時間ちょっとでアクセスできる飯能は、休日の自然体験や日帰り旅行をするのに最適な立地だと感じます。

飯能には、まだまだ体験したいコトがたくさんありますので、今後も紹介していきますね。

この記事のタグ

記事を書いた人:
野田 賀一

飯能と都内の2拠点で活動中。
飯能ではワカモノ会議を主宰し、イベント企画や新規事業づくりに挑戦している。

  • 飯能つむぎプロジェクト
  • ワカモノ会議 主宰者
  • 陸奥亭鈴五

関連記事/おすすめ記事