紅葉が始まり見ごろを迎えたこの…
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あそぶ
毎月第2日曜日の朝、広々とした原っぱに、子どもたちがリュックを背負って集まります。
平日は認可外保育園兼フリースクールとして使われている「にちにちのはら」を拠点に、月1回(第2日曜)のデイキャンプ、名栗の古民家で長期休みの宿泊キャンプを主催する「飯能休日自然がっこう」の鈴木啓太さん。
豊かな自然の中で、子ども自身がやりたいことをして過ごすキャンプについて、お話を伺いました。
集合したら、まずはやりたいことを出し合います。川遊び、焚き火、団子づくり、のんびり過ごすなど、なんでもOK!
自分のやりたいことを思う存分する中で、自然と他の活動にまぜてもらったり、面白いことが起こりやすいそう。逆にみんなでやることは、あまり決めません。この体験が身の丈に合った学びにつながると話ます。
この考えの土台になっているのが、研修先のNPO法人「自然スクールトエック」(徳島県)で出会った、自然体験を通して成長する子どもたちの姿とキャンプの面白さ。
「キャンプを通して、川で捕まえたドジョウを食べたい『気持ち』を、油で素揚げする『手段』を使い、食べる『目的』を達成するために必要なのが、学校で学んだ知識=『道具』。どれも大事で必要です。心と体が一致する体験を重ねることが、その子らしく生きていく力になる」と話します。
自然豊かなフィールドでやりたいキャンプができる!と、2017年に移住し、最初は参加者2、3人のキャンプが今では10人以上に。デイキャンプでは、焚き火でパンを焼くなんてことも。
パン生地を竹に巻きつけ、一生懸命に手間と時間をかけて焼いたパンに「おいしいー!」と声を上げて食べる子もいれば、なかなかうまく焼けずにしょんぼりしてしまう子も。啓太さんに励まされながら、やっとのことで自分で焼き上げ、最後はにっこり。
また、自然の中で子どもと思いっきり遊び笑うことが、啓太さん自身、自分が社会を知る学びになったことから、大学生ボランティアも積極的に募集しているそう。
「誰でも、ここでの学びがのびのびと生きていくためのものになってほしいと思います」
優しさと誠実さがにじみ出るお人柄の啓太さん。そのひたむきな想いの種が、どう実を結ぶのかとても楽しみです。
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