コロナ禍でのおうち時間に、家族…
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あそぶ
飯能では、自然体験が身近なのも魅力のひとつです。
『はんのーと』ライターの先輩である森畑さんに紹介してもらい、子どもたちを連れて飯能駅からほど近い佐藤さんの畑に向かいました。
広い畑の中を一列に歩いて着いたのは、腐葉土の山。佐藤さんがおもむろにくわでひと掘りすると、コロンと飛び出てきた白いなにか…。
そう、カブトムシの幼虫です!
手のひらサイズの幼虫に「あれ、こんなに大きかったっけ?」と少々うろたえる私と森畑さん。予想以上に大量の幼虫に、子どもたちも言葉が出ない様子。
腐葉土を掘るたびに、掘れば掘るほどコロンコロンと出てくる幼虫たちを見て、あることに気づきました。『花咲かじいさん』の有名なシーンと同じじゃないか!と。
おじいさんが土を掘ると小判が出てくる、あの有名なシーン。今自分も体験していると思うと、一気にテンションが上がりました。
幼虫の大きさにひるんだことも忘れ、幼虫を見つけるという宝探しに夢中になること30分。もにょもにょ動く幼虫の姿が、どんどんかわいく思えてきました。
佐藤さんのご好意で大きな発泡スチロールの箱までいただき、なんと30匹もの幼虫を見つけることができました。
1時間もかからない短い時間に詰まった、スケールの大きな体験。子ども以上に夢中になっていたのは、私だったかもしれません。
遠くへ出かけなくても、その季節にしかできない自然体験ができる。そんな飯能へぜひ遊びに来てくださいね。
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