あそぶ

2022.01.07

入間川吾妻峡から御嶽八幡神社で、山も川も楽しむ

入間川吾妻峡から御嶽八幡神社で、
山も川も楽しむ

冬は寒いから山歩きはおやすみ、という方も多いかもしれません。冬の低山歩きには、そんな方にもおすすめしたい魅力がたくさんあります。

澄んだ空、葉が落ちて遠くまで見渡せる風景、汗に悩まされない気温。歩くことで、寒さに縮こまっていた体が少しずつほぐれていくのも気持ちがいいものです。

ルートの多い飯能の低山は、その日の天気や体力に合わせてルートを選べるのがうれしいところ。日差しがあたたかい休日、初詣を兼ねて、冬の入間川沿いから多嶺主山の御嶽八幡神社まで歩いてみました。

入間川沿いに続く美しい吾妻峡を歩いてドレミファ橋へ

お正月もたくさんのハイカーでにぎわう飯能駅から飯能河原方面へ向かいます。飯能河原はすっかり冬の様相でお出迎え。見事だった秋の紅葉も、今は木々の枝が見えるばかりになっています。駅から30分ほど歩き、中平河原駐車場に到着しました。ここから入間川へ下りていきます。

入間川沿いをドレミファ橋方面へ進みます。冬の川沿いルートは水量が減るため、川に降りて歩けるのが楽しいところ。水辺に近づいて、冬の入間川を堪能します。

日陰には川の水が凍っているところも。中に閉じ込められた落ち葉が、日差しに照らされてキラキラと輝きます。

澄み渡った冬晴れの日差しは思っていたよりもあたたかく、ウールのインナーにフリース、薄手のダウンという格好では汗ばむほどです。

でも、耳や指先はすぐに冷たくなりがち。風が吹くと一気に体温を奪われます。耳まで隠れる毛糸の帽子と手袋を持ち歩くのがおすすめです。

河原に響き渡る「カン、カン」という音。音の方向へ目をやると、竹林が風に吹かれてゆさゆさと揺れていました。

竹どうしが風に揺られてぶつかり、音を立てているのです。竹林がこんなにあるなんて。夏の青々とした緑が生い茂る季節には、気がつかなかった風景です。

日差しが降りそそぐ参道から御嶽八幡神社へ

ドレミファ橋を渡り、飯能下名栗線沿いにある御嶽入の鳥居を目指します。大鳥居をくぐって、大東幼稚園のカラフルな建物を左に見ながら進むと、小さな女の子とすれ違いました。

飯能では家族でハイキングを楽しんでいる姿を多く見かけます。子どもでも一緒に歩けるルートが多いためでしょうか。寒空のもと、元気いっぱいに走る女の子の後をお父さんが追いかけます。もう神社のお参りは終わったのかな?

南斜面のあたたかな日差しに参道の石段が白く光っています。広葉樹の葉が落ちて、広く見渡せる登山道。登り口の鳥居には新しい紙垂(しで)がかかり、年が明けたことをあらためて感じます。

さあ、いよいよ神社まで続く石段を一歩一歩登り始めます。

冬の澄みきった空を見渡せる御嶽八幡神社

大クスノキを通り過ぎ、牛頭天王の小さな祠が見えたらゴールはもうすぐです。

大岩の上に社殿が置かれている御嶽八幡神社。社殿の左手には飯能の町が遠くまで見渡せます。この日は富士山の姿も拝めました。

冬の河原を楽しめる吾妻峡から参道を通り、御嶽八幡神社へお参りする今回のコース。山歩き初心者にも負担が少ない、おすすめのルートです。

キリッと冷えた冬の山道を歩けば、運動不足になりがちな体を少し解消できるかも。春や秋とはまた違った魅力満載の、冬の低山ハイクに出かけてみませんか。

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記事を書いた人:
つるまゆ

長野県上田育ち→東京経由→埼玉県飯能暮らし/自然に囲まれた生活を愛して、2021年に移住/山と緑、自然食と手仕事、コーヒーを楽しむ生活

  • 職業は経理&ライター
  • 登山大好き
  • 和服大好き

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