あそぶ

ライター:清水 麻由

2023.06.12

いつもそばに音楽を♪ カリンバ教室「Happy Kalimba」

いつもそばに音楽を♪
カリンバ教室「Happy Kalimba」

音楽を楽しむ方法はいろいろありますが「楽器が弾けたら楽しいだろうな」と思うことはないでしょうか?

でも楽器は高いだろうし、置く場所もないし…、音もご近所迷惑にならないかしら?と思っている方へおすすめの楽器があります。それは「カリンバ」です。

カリンバは細い金属製の棒を指で弾いて音を奏でる、アフリカなどでよく知られる民族楽器。

現在ではドレミの音階で調律されたカリンバがつくられ、値段もお手頃。誰でも手軽に弾ける楽器として広まっています。音色はオルゴールのように優しく、どこへでも持ち運べるのが魅力です。

そんなカリンバを学ぶことができる教室が、2022年の夏に飯能に誕生しました。

講師は飯能生まれ飯能育ちの、鈴木えみさん。取材ではカリンバのレッスンを体験させていただきました。

体験レッスンでは、カリンバの仕組みやカリンバ専用の楽譜の読み方をわかりやすく教えていただいたあと、実際に演奏体験をします。

五線譜が読めなくても、カリンバ用の楽譜は理解しやすく、初心者でも楽しみながら弾くことができます。

「最近ではカリンバの楽譜もいろいろ売られているので、お好きな楽曲を弾くことができます。レッスンをすすめるうちに、自分でアレンジの仕方がわかるようにもなりますよ!」と鈴木さん。

手軽に始められるカリンバですが、奥が深そうです。20年近くピアノの先生をされている鈴木さんが、カリンバを始めたきっかけは何だったのでしょうか?

「5年ほど前に、たまたまインターネットで見つけて。『楽しそう!』と思い購入してみたんです」

ちょうどお子さんを出産したばかりだった鈴木さん。カリンバの音は優しく、赤ちゃんを抱っこしたままオルゴールのように聴かせてあげられることに喜びを感じたそう。

「ピアノを弾こうと思ったら部屋を移動して、電気をつけて空調を調節して…と準備までに時間がかかりますが、カリンバは身近に置いておいて、パッとすぐ弾けるのが魅力です」

その後コロナ禍となり、音楽を通じた人とのつながりを考え直したという鈴木さん。

「カリンバを持ってお花見やキャンプに行くと、友だちとおしゃべりしながら鳴らしているだけでBGMになるし、初めて弾く人が何となく鳴らしても音楽になる。音楽をどこでも楽しめるのっていいなぁ!と思ったんです」

そうしてカリンバ教室を始めようと調べると、資格をとれる教室は関西にしかなかったそう。

オンラインはNGだったため、残念に思っていたところ、たまたま先生が東京に出張で来る日にタイミングよく日程が空き、研修が受けられた鈴木さん。カリンバとの運命を感じるエピソードです。

「コロナ禍で『自分軸で生きるって大事、やりたいことをやるのって大事だな』と思って。部屋も借りることができて、教室を始めることができました」

県内でもまだ数が少ないカリンバ教室。鈴木さんの教室には飯能はもちろん、大宮や所沢、羽村などから生徒さんが通ってくるそうです。

今後はイベントなどでコンサートも開催していくとのこと。カリンバの澄んだ音色で優しい気持ちになれる、豊かな時間。ぜひ体験してみてください♪

レッスンコース

関連情報

教室名
Happy Kalimba(ハッピーカリンバ)
レッスン日時
平日10:00〜13:00の枠内で要相談
会場
飯能駅より徒歩7分
(詳しくはお問合せください)
HP
https://marcaribe614.wixsite.com/happykalimba-1
Instagram
@happykalimba_emisuzuki

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記事を書いた人:
清水 麻由

飯能周辺のイベントに出没しては、消しゴムはんこなどを彫る人。造形屋。自由人の夫&息子とゆるくて愉快な飯能ライフを送っています(飯能市内で広いおうち探してます)。

  • アート・クラフト屋イワオカフェ
  • くらしの修繕センター・イワオヤ
  • ウッドターニング(木工旋盤)修行中

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