くらし

書いた人:ふさ

2022.11.11

アンティークセレクトショップ「REFACTORY antiques」

アンティークセレクトショップ
「REFACTORY antiques」

飯能河原から歩いて数分のところに、前を通るだけで気持ちが上がる店がある。アンティークセレクトショップの、REFACTORY antiques。

思い返すと、私は子どもの頃から、古いものが好きだった。ギア付きの機能的な自転車ではなく、閉鎖された郵便局から譲り受けた、配達用の古い自転車に乗り、自分の部屋には、わざわざダイヤル式の昭和のテレビを置いていた。

そんな、古いものに惹かれる気持ちは、30年ほど経った今も変わらない。そしてどうやらこの気持ちは、娘にも受け継がれたらしい。

飯能へ引っ越して3か月ほどだけど、私と娘はすでにREFACTORY antiquesを訪れている。先月10月22日(土)、娘と二人で初めて月に一度の「暮らし相談デスク」にお邪魔した。

店主の渡邉さん自身のつながりから、さまざまな分野の暮らしの専門家が集い、そこでお客さんが暮らしに関わる相談ができる空間と時間をつくり上げているそうだ。

10月の回では、店内にいろいろな照明が。「暮らしのシーンを彩る照明」として、入間市にある建築デザイン事務所、独楽蔵の設計士・長崎さんがあかりに関する相談を受けられていた。

店の中央には、秋を感じるテーブルセッティング。「秋に色づく食卓」として、器コーディネーターの伊藤唯さんが、ご自身で仕入れをされた器の販売とテーブルコーディネートを。

「このお皿はですね…」と詳しいお話を聞かせていただきながら「食卓にこれを並べたら」と想像するのは、贅沢な時間だった。

伊藤さんがセレクトされた器に合わせた、秋色のタルトを用意されたのは、世田谷から飯能へ移住され、開店準備中のaminchiさん。

写真:渡邉優太

食は暮らしに欠かせないものだからか、家具や器が素敵に並ぶ空間に、実際口にするものがあることで、すべてがぐっと生活に近くなる感覚があった。

「秋のグラデーション」として、暮らしを彩るラ・モンターニュさんのお花も。

照明にあわせたフライングリースや、さまざまな草花が並んでいて、つい見とれてしまう。

美しく、華やかなのに、その色鮮やかさは、この空間で主張し過ぎることなく、暮らしの一部として馴染んでいた。

もちろん、REFACTORY antiquesの渡邉さんがセレクトし、手入れをされた暮らしの道具や家具たち。

今回初めて「暮らし相談デスク」にお邪魔したわれら。お買いもの、のつもりで来たのだけど、それだけではなく、コミュニケーションと体験の場だと感じた。

お客さんが訪れては、ここは本当にお店?と思うくらい、ゆっくりと時間をかけていろいろなものを見たり、花束をつくってもらうのを待ったり、おしゃべりしたり、たまに座ったり。

並んだ商品を眺めるだけではなく、店主の渡邉さん、専門家の方々がつくり上げる暮らしの空気を体験することで、自分自身の暮らしへの取り入れ方を想像する。

渡邉さん自身のつながりから生まれたこの場所から、またさらにつながりが生まれ、コミュニティをつくりたいという渡邉さんの想いがカタチになっていると感じた。

私が写真を撮りながら店内を眺めていた間も、いろいろな方とコミュニケーションが生まれ、心地よい時間を過ごすことができた。

娘は店内に座って、持参した人形で遊んだり、渡邉さんに相手をしてもらったり。なんだか古道具が並ぶ風景に溶け込んでいた。

今回、私と娘は、ひとり一輪ずつ選んだお花を家に持ち帰ることにした。娘はピップサーモンという菊、私は(残念ながら隠れているけど)黒いガーベラ。

そして玄関に飾りたくて、コーンとロシアンオリーブも。帰宅して、すぐに生けたら一気に玄関が秋!

横には、9月にREFACTORY antiquesで購入した、小さいイスを飾って見た(ぬいぐるみが抱えているのは、渡邉さんがおみやげでくださった、倉庫の前で採れたという柿)。

実はわれわれ、一度お店をあとにして購入したお花の名前を書き留めるのを忘れたことに気がついた。

せっかくなので、名前を伺いにお店に戻ったのだけど、みなさんが笑顔で「帰ってくるの早かったねえ!」と冗談まじりに迎えてくださった。

8月に引っ越してきた頃、私たち家族には、一人として飯能に知り合いがいなかったので、こうして笑って迎えてもらえることはとてもありがたく、あたたかい気持ちになる。

縁もゆかりもなかった土地に、いまでは好きなものが並んでいて、好きなものに関してお話ができる場所がある。こうして月に一度は暮らしの相談もできる。

気軽に「こんにちはー」と、REFACTORY antiquesへ行けることが、私も娘もとてもうれしい。

月に一度の「暮らし相談デスク」は、毎回内容が違うので、ぜひInstagramでご確認を。11月の開催は、11月12日(土)テーマは「暖のつどい」。

薪ストーブや美味しいパン、食卓を彩る器や素敵なお花、われわれも大好物のドーナツなどが集まるそうで、想像するだけでわくわくする。

REFACTORY antiquesならではの「暮らし相談デスク」、みなさんもぜひのぞきに来てみては。

関連情報

店名
REFACTORY antiques
所在地
飯能市飯能302-2
TEL
042-978-5653
営業時間
11:00〜18:00
営業日
金曜日・土曜日
駐車場
10台あり
HP
https://www.refactory-antiques.jp/
Instagram
@refactory_antiques

アクセス

この記事のタグ

記事を書いた人:
ふさ

2022年夏、都内から飯能へ移住。都内へ出社したり、テレワークしたりの生活を始めたばかり。夫、小学生娘との3人+インコ2羽暮らし。

  • 本業以外にも、写真を撮ったり、以前は育児雑誌のブロガー、最近は英語の先生も
  • 車で、娘とふたり旅するのが大好き。最長記録は東京⇆九州
  • ビール愛(詳しくないけど)かなり強め

関連記事/おすすめ記事