くらし

書いた人:飯塚 まりな

2022.07.21

飯能をもっと暮らしやすく!「くらしサポーター」

飯能をもっと暮らしやすく!
「くらしサポーター」

先日、編集部のあるBookmarkに、大きな男性と優しそうな女性がお越しになりました。所沢診療所・まちづくりコーディネーターの清水さんと、くらしコーディネーターの岩村さんです。

清水さんは『はんのーと』のファンだそうで(ありがとうございます!)休日には飯能での食べ歩きや散策を楽しまれているとか。

地域での支え合い、見守りなどについてお話を伺いました。

飯能市でも「くらしサポーター」大募集!

埼玉県内全域(現在19自治体)で実施されている、有償ボランティアの取り組み「くらしサポーター」、飯能でも実施されているのをご存知ですか?

こちらは医療生協さいたま生活協同組合の組合員どうしが助けあう有償ボランティアで、食事づくりや掃除、病院の付き添い、庭の草取りや話し相手にいたるまで日常生活で必要とされる活動をお手伝いする取り組みです。

どんな人がお願いできるの?

「それって、高齢者の方しかお願いできないのでは?」と思いがちですが、年齢は関係なく、出産後の赤ちゃんのお世話や学生のお弁当づくりなどの依頼もあるそうです。

清水さん「あるお母さんが急なご病気で入院されてしまい、高校生のお子さんに毎朝お弁当をつくってほしいというご相談がありました。コンビニばかりの昼食ではなく『手づくりのお弁当を食べさせたい』というお母さんの気持ちに、ベテラン主婦でもあるくらしサポーターが数人交代でお弁当をつくったことがあります。最初は無口で食べていたお子さんもすこしずつ打ち解け、サポーターにお礼や感想を伝えてくれる関係になりました。サポーターも若いお子さんと話ができてうれしかったようで、お互いにとってよかったと思います」

なるほど!確かに忙しい学生は、コンビニ弁当に偏りがち…。くらしサポーターにお願いするのも選択肢の一つですね。

びっくり!相撲観戦もお仕事に!?

過去には「相撲を観に行きたい」という方のご依頼で、くらしサポーターが同行して相撲観戦に行ったこともあります。相撲ファンの方からすると、とても楽しいボランティアですね。

高齢者が一人で遠出するのは、何かと不安を抱える方も多いと思います。そんなときくらしサポーターに付き添ってもらえれば、安心して出かけることができます。

介護サービスとは違い、介護保険では依頼することができない内容をお手伝いするのが、くらしサポーターの役割でもあります。また訪問ヘルパーさんができかなった支援を引き継いで、くらしサポーターが対応することも。たとえば、

  • 訪問ヘルパーさん ご飯づくりとトイレ掃除、爪切り 午前60分
  • くらしサポーター 蛍光灯や電球の取り替え、話し相手 午後60分

電球一つの取り替えでも、ヘルパーさんができる家庭とできない家庭があります。でも電気が消えてしまっては生活に支障がありますので、そんなときは暮らしサポーターに対応してもらうことができます。

また、自身の突然の入院で犬の散歩に行けなくて困っているという依頼があれば、くらしサポーターが飼い主の代わりに近所をお散歩します。

話し相手がいなくてさびしいという方は、くらしサポーターとお茶を飲みながら世間話をすることで心がホッとする方もいます。いろいろな利用方法がありますね。

くらしサポーターができないこと

では、逆にくらしサポーターができないことはあるのでしょうか?

清水さん「大変申し訳ないのですが、身体介助や運転しての送迎は行えません」

身体介助とは、利用者の身体に直接触れるお手伝いです。爪切りも身体介助に当たります。おむつ替え、トイレのお世話、着替えや入浴介助はたとえ関係性が築けていても受けることができませんので、介護・医療のプロにお願いしましょう。

タクシーやバス、電車での移動に付き添うことは大丈夫です。

ご利用方法と料金

【くらしサポーターをご利用の方】
医療生協さいたま・くらしサポーター事務局までお電話ください。お住まいの近くのくらしコーディネーターが直接お伺いし、サポート内容を確認します。条件に合うサポーターを探し、ご連絡いたします(※専門家による援助ではないため、お請けできる範囲に限りがあります)。

ご利用料金:700円/60分(60分以降は30分延長毎に、350円追加)

【くらしサポーターになりたい方】
ご近所、地域で困っている方のお手伝いをお願いします。くらしサポーターになってくださる方には、登録用紙をお送りしますので、事務局までご連絡ください。

活動費:700円/60分

関連情報

お問合せ先
医療生協さいたま生活協同組合 本部
くらしサポーター事務局
事務局
川口市木曽呂1317
TEL
048-296-8692
FAX
048-294-1601

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記事を書いた人:
飯塚 まりな

イラストレーター兼ライター(主に人物取材を好む)。最近は愛車で過ごす車中ランチが生活の一部。夢は発展途上国で医療や教育に関わる日本人の取材。

2021年に働く30代男女の仕事や生活についてインタビューした『〜西武沿線上で探した〜近所の30代「今」何してる?』を全国の天狼院書店発売(2022年1月まで)。

  • 『ちいき新聞』レポーター(2020年〜)
  • 『ショッパー』レポーター(2019年〜)
  • 介護福祉士

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