紅葉が始まり見ごろを迎えたこの…
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くらし
広々とした公民館の集会室。赤ちゃんがおもちゃで遊んだり、子どもたちが走り回る中、ヨガインストラクターTAKAKOさんの優しい声に、ゆったりと体のポーズを変えていくママたち。
出産後のお母さんは、体の不調があっても自分自身のケアは後回しにしがちです。
TAKAKOさんにお話をお聞きすると「わたし自身が受けた子連れヨガがとても気持ちよくて。これは子育て中のママに必要だからやらなきゃ!と思って始めました」と子どもを連れて受けられるヨガを始めて8年。呼吸法や体を整えるだけで一気に視界が変わり、変化があったという人もいます。
子どもが1歳のとき、ヨガインストラクターの資格を取得。第二子誕生後は、わが子を連れて親子一緒にできる親子ヨガ、ヨガのあとの茶話会も開催し、ママたちの居場所づくりや親子で心地よくつながれる時間をつくってきました。
現在は飯能を中心に子連れで参加できるヨガ、内臓を温める臓活ヨガなど、対面&オンラインレッスンをしています。
TAKAKOさんは静岡県浜松市出身。だんなさんの実家が飯能にあり、よく山登りにも来ていたそう。「山や川、公園にもすぐ出られるし、子育てもしやすいです。身近に四季を感じられるのがとてもよくて! 飯能の子育てママたちはつながりが強く、何かを始めるときはいつも力を貸してくれます」今では「飯能はHOME」という言うほど居心地がいいと話します。
8年間の活動の中で「10年後も元気に過ごせるよう『今』の過ごし方が大切」と思うようになったTAKAKOさん。勉強と実践を繰り返し、去年から新たに『ヨガ』『食』『よもぎ蒸し』からセルフケアを提案するcokara(コカラ)を立ち上げました。
「コカラには『ここからはじめよう』という願いも込めています。ヨガを伝える中で感じたのが月経前症候群(PMS)や女性特有の症状、体の不調の悩み。その人自身の力で心身を改善することで変えていけたら、と思いました」
「心身のバランスを整える『ヨガ』、管理栄養士の資格を活かした『食生活アドバイス』、内臓から体を温め、デトックス作用のある『よもぎ蒸し』を柱に、睡眠、生活習慣など、その人自身に寄り添いながら、セルフケアのお役に立てればいいなと思っています」
『よいものは、みなとわかち合いたい』TAKAKOさんの想いは、シンプルで優しさにあふれています。子育て世代に寄り添う新たな活動が、ここからはじまります。
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