くらし

書いた人:オオタケ ユウスケ

2022.11.15

最強の地盤に建てる、JIBANGOO HOME「飯能の家」

最強の地盤に建てる、
JIBANGOO HOME「飯能の家」

飯能駅南口から徒歩10分ほど。飯能市稲荷町、入間川の近くに瀟洒なデザインの邸宅が建っているのをご存じでしょうか?

住宅地盤の調査を全国で展開する地盤ネット株式会社(東京都新宿区)の住宅ブランド『JIBANGOO HOME(ジバングーホーム)』が、18のコンセプトを詰め込んだ「飯能の家」が完成しました。

地盤ネットの山本会長が自ら、土地選びから家づくりまでを実践した「飯能の家」。飯能の土地の魅力について伺いました。

地盤の観点からも優れた飯能

全国で地盤調査をしてきた地盤ネットですが、自邸を飯能につくったのはその地盤のよさが理由です。

飯能台地は、秩父中・古生層の岩盤や飯能礫層という硬質な地盤が地表付近にまで分布し、地震の揺れに対して強いのが特徴。

飯能の市街地は、標高約100mで水害リスクが低く、液状化のおそれもない地盤だそうです。専門の会社が言うことなので、説得力があります。

この土地には、もともと大きな日本家屋が建っていて「分筆をしない」「庭を残す」という条件で売りに出ていたそう。

建物はきれいに建て替わりましたが、立派な日本庭園と、入間川沿いの緑の借景は先人のこだわりを引き継いでいます。ウッドデッキから眺める景色には圧倒されます。

稲荷町は古くからの住宅地で、周辺も立派な邸宅が立ち並んでいます。昔の人たちも、土地のよさをわかって家を建てたのかもしれません。

こだわりのお住まいへお宅探訪

「渡辺篤史の建もの探訪」ではないですが、山本会長直々に内部をご案内いただきました。

こだわりポイントはいくつもあるのですが(会長自らのこだわりが詰まっています)、なんと言ってもSE構法による大空間が魅力。

SE構法とは、柱と梁を剛接合にすることで強固な構造をつくりあげる構法で、木造でありながら広い吹き抜け空間をつくることができます。

2階まで吹き抜けの開放的なリビングには南面に大きな窓とデッキがあり、その向こうに庭園と入間川の緑を見ることができます。

間取りは、1階にリビングダイニングキッチン、ベットルーム、トイレ、サウナ付きのバスルーム、玄関横に靴を履いたまま入れる書斎があります。

2階はゲストルームが2部屋と和室が1部屋。この和室がまた素敵な空間で、緑を眺めながら瞑想ができる、京都か鎌倉かといった雰囲気。

「朝が気持ちいいので、仕事で都内に行って帰りが遅くなっても、飯能に帰るようにしています」と山本会長。確かに鳥の囀りを聴きながら、清らかな空気を吸って、朝のコーヒーを味わう時間は都会では難しいですね。

実際に家を建てる際には予算に応じて計画が行われます。都心と比べて、土地の坪単価は新宿の10分の1なので、そのぶん建物に予算を投じられるのが飯能で家を建てるメリットと言えるでしょう。

JIBANGOO HOMEでは地盤調査はもちろん、設計からインテリアコーディネートまでワンストップで行います。

手つかずのいいものを見つけた。それが飯能ライフ

都心のマンションで家族と暮らしながら、飯能でも生活をしている山本会長。住んでみて飯能の地の利を実感しているそうです。

「特急電車の停車駅で、駅の近くにこんなに豊かな緑がある地域は、他社線を含めてもなかなか見当たりません。私はゴルフが好きですが、15分圏内に名門コースを含め8コースありますので、軽井沢に別荘を持つ必要もありません。飯能はこれまで注目は集めてきませんでしたが、その手つかず感がよくて、いいものを見つけたなぁという感慨を感じますね。え、まだ都心に暮らしているの?と都内で暮らす方々に伝えたいです」

いま都心の持ち家に住んでいる人は、住んでいる家を賃貸などの運用に回して、本宅を飯能に持つことには経済的なメリットがあるのではないでしょうか。

これまでは「自然好きが集まる飯能」という事例を多く目にしてきましたが、地盤がよいなど客観的な条件としても、飯能暮らしに追い風が吹いているように感じます。

写真:赤井恒平

関連情報

所在地
飯能市稲荷町
構造
SE構法
面積208.92
208.92m²(延べ床面積)
間取り
4LDK+スタディルーム+インナーガレージ
HP①
JIBANGOO HOME「飯能の家」
HP②
地盤ネット株式会社

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記事を書いた人:
オオタケ ユウスケ

埼玉都民のための「ライフタウン」メディア「西埼玉暮らしの学校」を主宰する地域の編集者。西武池袋線「西所沢」で土曜日だけ開店する小さな書店「サタデーブックス」を経営。埼玉ハンノウ大学の運営ディレクターとしても活動中。

  • 「西埼玉暮らしの学校」主宰
  • 「サタデーブックス」店主
  • 埼玉ハンノウ大学・運営ディレクター

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