森畑鶏(もりはた けい)です。…
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くらし
森畑鶏(もりはた けい)です。ここでは家庭菜園、薪ストーブ、ピザ窯づくりなどをひと通り経験し、2周目に入った田舎暮らしあれこれを綴っていこうと思います。
2月某日、年度末でてんやわんやのはず副編集長から突然メッセージが。「土日のご予定は?」余計なことはとことん削ぎ落とすのが、副編集長の流儀。短時間で脳をフル回転して返す私。「土曜日の午後OKです」
用件を伝えずに予定を聞こうとする副編集長に振り回されることもあるので、この場を借りてお願いしたい「用件を伝えてから、予定を聞いてください」
そして土曜日の午後、集まったのは副編集長、いつも副編集長の不可解なボケをあうんの呼吸で突っ込むデザイナーのよっちゃん、そして私の三人。向かった先はお隣秩父市にある「アライふぁーむ」さん。そう、いよいよニワトリをお迎えするときがきたのです。
ネットの情報を頼りにアライふぁーむへ向かうと、門番のヤギさんと黙々と仕事をこなすおじさん一人。寡黙すぎて、われわれが車で入ってきても視線を向ける様子がありません。
とりあえずいちばん奥の邪魔にならないであろう場所に車を停めたのですが、拍子抜けしているのは副編集長。どうやら観光農園みたいに家族連れがいて「名物!濃厚ソフトクリーム」が売っているようなところを想像していたようです。
烏骨鶏王国でおなじみ?アライふぁーむは、栄養価が高い「烏骨鶏」の飼育を主に、希少種「アローカナ」、純国産鶏 「岡崎おうはん」の三種を放し飼い飼育している養鶏場。たまご販売のほか希少な烏骨鶏のたまごでつくるプリンの販売、そしてヒナや幼鶏の販売を行っています。
幼鶏はゲージの中に入っていて、ピヨピヨとかわいらしく愛想を振りまきます。
ゲージの中をのぞくわれわれも「あの子かわいいね!」とか、「この子どう?」なんて年甲斐もなくウキウキした会話をしたのち、寡黙なおじさんに購入の意思を伝えるのでした(つづく)。
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