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たべる
うどんといえば、讃岐うどんの香川県が有名ですが、実は埼玉も隠れたうどん県です。県内どこにいっても、ソウルフードはだいたいうどん。もちろん飯能もうどん推しシティです。今回は副編集長と山間地にある「ゆずの庄」さんに行ってきました。
うどん好きが通う、山奥の名店
市街地から車で30分。歩くとだいたい2時間半。観光名所として有名な竹寺に向かう途中に目的のお店はありました。
道路沿い進んでいくと大きな看板を発見。このあたりは他にお店がほとんどないので、万が一お休みだったら一大事。大丈夫です、営業してますね。副編集長もひと安心のようです。ではお店に入りましょう。
おそらく民家を改修したようで、店内は座敷中心。車通りも少なく静かで、なんだか夏休みに親戚の家に来た感覚です。
なんと、ケータイが圏外。久しぶりにこの表示を見ました。まさに秘境。さて、どんなうどんが出てくるのか、期待が高まります。
ほんのり色づく、田舎うどん
ゆずの庄さんのウリは「手打ち」「化学調味料不使用」そして「飯能の天然水仕込み」です。
実は飯能の山の方は、湧水が豊富で(こちらの記事参照)ミネラルウォーターいらず。その恵みをたっぷりうどんに打ち込んでいるわけですね。
私は「きのこうどん」を、副編集長は「特製旨辛うどん」を注文しました。「辛さが5段階で選べます」と言われて「2で」と答えた副編集長。ちょっとひよってます。
お店の方曰く「普通盛だと男性には少なく感じるかもしれません。大がおすすめですよ」とアドバイスいただいたので、二人とも大盛りにしました。
待つことしばし。うどんが到着しました。冷たいうどんを熱いつゆにつけて食べるタイプです。ほんのり茶色がかったのが特徴的で、麺は太すぎず食べやすそう。では、さっそくいただきましょう。
▲きのこうどん
一口いただいてビックリ。口の中に小麦の香りが広がります。お店の方に聞いてみたところ、小麦は全粒粉を使っているそうです。外皮や胚芽まで全て製粉しているので茶色いんですね。お米でいうと玄米みたいな感じでしょうか。
また、コシがしっかりしているけど細めに仕上げているので、食べやすいのもうれしいポイント。確かにこのうどんを目的にわざわざ来店する気持ちがわかります。
▲特製旨辛うどん
副編集長、いかがでしたか? 「うん、辛くない」いや、そうじゃなくてうどんの味を…
涼を求めて山の方へ行かれる際は、ぜひ立ち寄ってみてください。
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記事を書いた人:
赤井 恒平
飯能生まれ。AKAI FactoryやBookmarkを手がけた、飯能リノベーションの第一人者。地域や人をつなぐ「橋をかける仕事」をしています。
- 飯能市キーマン
- AKAI Factory 代表
- 埼玉県「まちなかリノベ賞」最優秀賞(R2年度)
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