手軽に食べることができて、幸せ…
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たべる
飯能駅北口から歩いて7分ほど。おだやかでレトロな飯能銀座商店街を歩くと現れる「夢彩菓すずき」さん。長い歴史の中で、こだわりと愛情が詰まったお菓子をつくり続けています。
最近のブームとともに進化を感じるチーズケーキ。5代目鈴木康弘シェフのイチオシは、ドイツ風チーズケーキ「アイアシェッケ」です。
上はザクザクのクッキー、下は濃厚なチーズにレーズンで大人の味。こっそり自分へのご褒美として食べたくなるケーキでした。
奥様であり、店長の美紀さんがおすすめするのは、スイスの伝統菓子「エンガティーナ」。
そして、2019年ごろブームが起きた「マカロン」。
鈴木シェフもフランスに修行中、2日ががりでスタッフ総動員でつくった思い出のスイーツです。改善を繰り返し、今では効率よくつくれるようになったとか。
ライター飯塚は、黄色の「ゆずマカロン」をいただき、柑橘系のさわやかな味に元気をもらいました。
「ホームランを打った気持ちと同じ味」飯能銘菓
「むかし、飯能は野球が強かった!」という話を聞いたことがあります。
当時、和菓子屋さんだった昭和2年、全国少年野球団が準優勝した記念でつくったという銘菓「野球最中」。パッケージには「ホームランを打った気持ちと同じ味」とあり、野球好きの心をくすぐります。
こし餡をパイ生地で包む焼き菓子「げどう」、上質なバタークッキーの「はんの木」、美杉台の「美杉」から名づけられたのは、ラム酒風味のマドレーヌ。
かわいい馬の形をした「夢馬クッキー」は、飯能イメージキャラクター「夢馬(むーま)」がモチーフ。これら飯能銘菓は、飯能みやげに選ばれることも多いそうです。
「古くからみなさまに愛され、日々見守ってくださっていることを感じております。常連さんも多く、とてもありがたいです。お店を続ける限り、精一杯精進したいと思います」
と鈴木シェフからコメントをいただきました。
何度も訪れたくなるケーキ屋さんが、商店街にあるって幸せだな〜と感じました。
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記事を書いた人:
飯塚 まりな
イラストレーター兼ライター(主に人物取材を好む)。最近は愛車で過ごす車中ランチが生活の一部。夢は発展途上国で医療や教育に関わる日本人の取材。
2021年に働く30代男女の仕事や生活についてインタビューした『〜西武沿線上で探した〜近所の30代「今」何してる?』を全国の天狼院書店発売(2022年1月まで)。
- 『ちいき新聞』レポーター(2020年〜)
- 『ショッパー』レポーター(2019年〜)
- 介護福祉士
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