3月26日にオープンしたばかり…
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たべる
手軽に食べることができて、幸せな気持ちになるクレープ。老若男女問わず愛されるクレープは、今や国民食と言ってもいいかもしれません。
でも飯能にクレープ屋さんってあったっけ…?と思った方へ朗報です。
クレープ専門店がなかった飯能に、颯爽と現れたCOTORIDO
昨年11月にオープンして半年になるキッチンカー、COTORIDO(ことりどう)は専門店としては、飯能唯一のクレープ屋さんです。
調理担当は「仕込みから片づけまで、私がほぼ全部やっています」というレディ美(別名きおす)さん。「誰にでもこんにちは!って言えるのがぼくです!」とは接客担当、夫のコブラ(別名こぶ)さん。
ハンドルネームで活動中のコブラ&レディ美ご夫妻は、コブラさんが飯能出身ということもあり、飯能をメインに週に3〜4日ほど西部地区をめぐっています。
目印は娘さんが描いた、一緒に暮らす文鳥のしらすくん(メス)。一度見たら忘れらない文鳥らしいフォルムと味のある表情をしています。
しらすくんは、COTORIDOの店長(店鳥)なのだそうです。
COTORIDOこだわりのクレープ生地と豊富なメニュー
COTORIDOのクレープは、生地のパリパリ、サクサクとした食感が特徴です。
薄く焼き上げたパリサク感の賞味期限は5分! その場でできたてにかぶりつく贅沢が許された、こだわりのクレープです(もちろん5分後からもしっとりおいしくいただけます)。
自家製カスタードは無限に食べられるほどおいしい!と「むげんカスタード」と命名。カスタードが苦手なお子さんにも好評だったり、生クリームが苦手な人にもよろこばれています。
カスタードたっぷりの「カスタードダブルチョコバナナ」はお店の看板商品です。
また、COTORIDOはおかずクレープの種類も豊富。大人気の焼きそばが入ったクレープ「なんば」は、お酒好きのお二人がお酒に合うものを、と考えたとか。
「ごはんものは香ばしさがあった方がおいしいのでは」といろいろな粉を配合しては生地を焼き、2年かけて理想の香りと食感にたどり着いたそうです。
現在、メニューはスイーツクレープとおかずクレープ合わせて30種を超えています。
完全なるクレープ愛がなせる完全なるノリ
ご自身もクレープが大好きというコブラさんいわく、メニューは「完全にノリ」で考えているそう。
「これうまいな!これうちの生地に合うな!という感じで、どんどん組み合わせてつくっています」
定期的にメニューを見直しつつ、新商品を楽しみながら開発しているお二人。「うちのクレープはどれを食べてもうまいから!」とコブラさんは晴れやかに笑います。
楽しくつくってるからおいしい。おいしさに自信があるから楽しい。そんな最高の循環で生まれるクレープなのです。
クレープ王にオレはなる!
Webプランナーのコブラさんと元服飾デザイナーのレディ美さん。夫婦でお店を開いたきっかけは、コブラさんが飲食店をやりたいと長年言っていたことだそうです。
「黙っていればそのうち冷めるかなと思ったらずっと言ってる(笑)それならば、と食材の扱い方やどういう動きをしているかを知るために、クレープ屋へ1年ほど働きに行きました」とレディ美さん。
「某マンガの主人公と同じです。『海賊王になる!』と言っても、なり方がわからないし、船を動かせない(笑)。フォローのために食品衛生の資格を取ったり、いつでもお店ができるような準備を徐々に進めました」
コブラさんのクレープ愛から始まり、レディ美さんが舵を取ることで動き出したCOTORIDO。お客さんの心をつかむコブラさんの軽快なトークと、レディ美さんの焼くクレープの確かな技術とこだわり。
息の合った夫婦の絶妙なバランスが生み出す絶品クレープをぜひご賞味ください。出店情報はHPやSNSに随時公開されていますので、どうぞお見逃しなく!
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記事を書いた人:
清水 麻由
飯能周辺のイベントに出没しては、消しゴムはんこなどを彫る人。造形屋。自由人の夫&息子とゆるくて愉快な飯能ライフを送っています(飯能市内で広いおうち探してます)。
- アート・クラフト屋イワオカフェ
- くらしの修繕センター・イワオヤ
- ウッドターニング(木工旋盤)修行中
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