オレンジ色のさんかく屋根がトレ…
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たべる
『ワンナイトチャリーズ』というグループを結成し、夕暮れから夜中まで自転車を漕ぎ回っていた小学生時代。「考えるよりも体が動くタイプですね」と笑う店主のいずみさん。
深夜ラジオから流れるインドの古典音楽とラーガの響きの美しさに「インドに絶対に行ってやる!」と心に決めたのは中学生のとき。20歳で初めてインドに渡り、一瞬で恋におち、お金を貯めてはインドへ。
放浪を重ねる度に魅了されたものの一つが、カレーの美味しさ!「日本に帰っても食べれるように」とインド滞在中は家庭料理を教わり、美味しいカレーに出会えば、レストランのキッチンを見せてもらうほどの熱心さ。
8年住んだバングラデシュやネパールでも料理を教わりました。
いずみさんのつくるカレーは、サラリとしてスパイスがほどよく口に馴染み、毎日食べたくなるほど。それは「お客さん用のごちそう」ではなく、毎日食べられている「何気ない家庭料理」だから。カレーに合わせて仕込むという日替わりのスパイスティーも格別です。
温かな照明の店内には、いずみさんセレクトの雑貨や楽器、テーブルに鎮座する小さな人形…。どれもかわいくて、どことなくユーモラス。居心地のよさを感じます。
「辛い状況の人も、ここでカレーを食べて心が軽くなったり、元気になってもらえる居場所になれたら!」
インドで青春時代を歐歌したあと、悩みを抱えて落ち込んだことも。辛い時は馴染みのお店でカレーを食べて、話すことで元気になれたと言います。
シェアキッチンを経て、2019年今の場所に店を構えます。
カレーを通して伝えたいのは「大好きなインド、バングラデシュ、ネパール文化と音楽の楽しさ」
去年はインド文化発信のイベント『ナマステ飯能』を竹寺にて開催。50人の定員は満席!「いつも出会った方々に助けられています」と、周りの人たちにも支えられ実現しました。
2月からは「外国人と日本人をつなげるコミュニティをつくりたい」と霞ヶ関(川越市)にも出店。自転車をカレーに換え、ひた走るいずみさんの旅はまだまだ続きます。
いずみさんのつくる、ここでしか食べられない唯一無二のカレー。一度出逢えば、虜になること間違いなし! ぜひ一度ご賞味ください。
関連情報
- 店名
- トルカリジュッティー飯能
- 所在地
- 飯能市双柳94-30
- TEL
- 042-919-9269
- 042-919-9269
- 営業時間
- 月曜〜木曜 11:00〜14:00
(月曜はベンガル料理DAY)
金曜 11:00〜15:00
- @rangorikutumba
- @jutticurry
- @saffronjutti55
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