飯能初!の生食パンをご存知でし…
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たべる
自他ともに認める鶏肉好きの赤井です。牛よりも豚よりも鶏が一番美味しいと思いながら暮らしています。ある日、編集部に「チキンの美味しいお店があるので取材したい人いますか?」と連絡が回りました。私は言うまでもなく、いの一番に手を挙げ取材権を獲得したのです。
実は徳永副編集長もよく買いに行くとのこと。私がチキン好きだと知っていながら、なぜ教えてくれなかったのか不思議でなりません。人に教えたくないくらい美味しいお店ということなのでしょうか!? そんな期待を胸に、唐揚げ・サンド専門店「カリフォルニア」さんへ伺ってきました。
ボリュームあるチキンを使ったメニューがズラリ
看板メニューは2種類。一つはピリッとした辛さが病みつきになる「ケージャンサンド」。もう一つは旨味がギュッとつまった「チキンサンド」。今回は「ケージャンサンド」と、鶏ムネの「ヘルシーカラアゲ」をいただきました。
こちらが辛いチキンとキャベツをトーストでサンドしたケージャンサンド。一口食べると、ジューシーなモモ肉の旨味が広がり、後からトウガラシの辛さがやってきます。チキンが辛いからか、パンはほんのり甘みを感じます。この絶妙なバランスが素晴らしい。
お次は「ヘルシーカラアゲ」。「カラアゲ」と書いてありますが立派なフライドチキンですね。皮のついていないムネ肉を使っているので食べ応えは満点。「ヘルシー」とついているだけあって油っぽさを全く感じさせません。大きいけれど3つくらいペロリと食べてしまいそうです。骨はなく食べやすいのもうれしいポイント。
メニューは10種類以上のサンドとポテトなどのサイドメニュー、焼き飯まであります。休日のランチやお酒のお供にも最適ですね◎
アメリカの人たちにも愛された歴史ある味
店主の樋口浩孝さんにお話をうかがいました。
「創業は1985年で、アメリカ人の叔父と日本人の叔母が山口県岩国市でスタートしました。米軍基地もあったのでアメリカ人の人たちにも人気のお店だったんです」
たくさんの人に愛されたその味を残したい、という思いから樋口さんはお店を受継ぎました。そしてオリジナルソースのレシピを学んだのです。
使う鶏肉は通常よりも大きいものを特別に手配してオリジナルソースに漬け込みます。ソースに使う唐辛子は辛さを一定に保つため熊本から取り寄せます。美味しさを追求したこだわりと想いはそのままに、奥さんの出身地である飯能へ移転したのです。
樋口さんはカリフォルニアの味を守るだけではなく様々な挑戦をしています。その一つがキッチンカー購入のためのクラウドファンディング。お店のテイクアウトだけではなく、もっとたくさんの人に知ってもらうために樋口さんのチャレンジは続きます。
クラウドファンディングはこちら(2022年2月21日まで)。
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