たべる

書いた人:渡邉 優太

2022.07.06

遊郭建築で食べる、昔ながらのうなぎ店「畑屋」

遊郭建築で食べる、
昔ながらのうなぎ店「畑屋」

明治時代の中ごろに建てられた、飯能の建築の歴史としても貴重なうなぎ店「畑屋」。

梅雨らしい雨もなく、早々に梅雨明けして暑い毎日。急な季節の変化に体がなれません。7月23日の土用丑の日を待たずに、活力をもらうべく友人と食べに行きました。

花街と栄えていた名残のある木造3階建て造り(遊郭建築)は一級品。かつては割烹料亭として親しまれていたそうです。うなぎ店の入り口は、大通りに面した平家造り部分になります。

注文を受けてからお米を炊き、炊き立てのご飯の上にうなぎをのせて食べる、今では少なくなった食べ方を大切にしています。

その待ち時間に、生酒と骨揚げせんべい、白焼きをいただくのが最高です。

そうこう雑談を楽しんだら、〆のうな重はあたたかいうちに黙っていただきたい。

飯能は都心と比べると、選択肢は決して多くはないけれど、あれが食べたいときはあそこ、あれがしたいときはあそこ、そうやって好きなスポットを一つずつ増やしていくのが、楽しいまちです。

暑い毎日が続く毎日。夏バテ防止に、ぜひうかがってみてください。

関連情報

店名
畑屋
所在地
飯能市仲町21-16
TEL
042-973-3028
042-973-3028
営業時間
昼 11:30〜14:00(L.O. 13:30)
夕 16:30〜19:00(L.O. 18:15)
定休日
月曜日
ただし祝日は営業

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記事を書いた人:
渡邉 優太

ユニバーサルデザインに関心を持ち、大学では工業デザイン、人間工学を学ぶ。卒業後〈ザ・コンランショップ〉に入社。植物やガーデンファーニチャーの担当に。その後、いくつかの仕事を経て独立。飯能市に『REFACTORY antiques』をOPEN。国内外で買い付けた古い家具を修理して販売し、個人宅のリフォーム、店舗の空間演出も手がける。

  • REFACTORY antiques 店主

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