名栗エリアにまた素敵なお店がで…
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たべる
夏の暑いあいだ、7月から9月いっぱいまで朝7時半からお店を営業するパン屋ハチタカさん。約束した日の朝7時半前に到着すると、すでにパンを求めに並んで待っている方が。
その後も近所に住んでいる方が歩いてきたり、自転車できたり、車できたり、夏の営業時間に合わせてお客さんが集まってきました。コロナウィルスの影響もあり、まとめて購入して家で備蓄する方が増えたとオーナーの大澤さん。
お店の話を伺うために昼過ぎにあたらめて戻ると、パンはすでに完売していました。
ハチタカさんのパンは定番で揃えている種類のほか、その日の気分、その季節に合わせた新しい種類のパンも並びます。もっとたくさんの量をつくればいいのに、といろいろな人に言われるそうですが、一人でつくれる範囲の決まった量の販売を続けています。残るのももったいないし、無理せず個人でお店を続けていくことを大切にしたいと話してくれました。
駅から続く大通りから一本入った小道を進んでいくと、住宅街の中にぽつんとある可愛らしいサイズ感の平屋がパン屋ハチタカ。3年前に実家の土地に新築で建てました。
「対面販売のスタイルは、お客さんが気軽に買って帰れるからオープン前から決めていた」と大澤さん。オープン当時来てくれたお客さんが、パン好きな知り合いにおみやげに買って帰ったりしてくれて、少しずつお客さんがクチコミで増えていきました。近所の商店の方もお客さんにオススメしてくれて、地域に根づいて愛されるお店になっています。
定番でつくっているパンも、お客さんの好みに合わせて試行錯誤、改良を重ねていると大澤さん。パンをつくる中で、本人も食べ歩いていろいろな店を見るのも好きな大澤さんは、コロナで気になるお店に食べに行けないことが残念と話します。
少しずつ気に入って植えた草花は建物の脇にあるお庭で元気に育ち、気分転換に手入れを楽しんでいます。お客さん思いで忙しく働くそんな大澤さんに、お庭にある草花を少し剪定させてもらい、フレッシュなスワッグを取材のお礼に店内に飾らせてもらいました。
関連情報
- 店名
- パン屋ハチタカ
- 所在地
- 飯能市東町17-8
- 営業日
- 月・木・土曜日(第3月曜日休み)
- 営業時間
- 11:00〜(売り切れ次第終了)
- ※夏季期間
- 7:30~(7月~9月)
アクセス
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記事を書いた人:
渡邉 優太
ユニバーサルデザインに関心を持ち、大学では工業デザイン、人間工学を学ぶ。卒業後〈ザ・コンランショップ〉に入社。植物やガーデンファーニチャーの担当に。その後、いくつかの仕事を経て独立。飯能市に『REFACTORY antiques』をOPEN。国内外で買い付けた古い家具を修理して販売し、個人宅のリフォーム、店舗の空間演出も手がける。
- REFACTORY antiques 店主
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