たべる

ライター:清水 麻由

2022.12.22

飯能好きMUST GOのパン屋さん「ベーカリーいずみ」

飯能好きMUST GOのパン屋さん
「ベーカリーいずみ」

西武池袋線に乗るたびに、気になっていたお店があります。

車窓からも目をひく、オレンジ色のレトロなテント看板が目印の「ベーカリーいずみ」です。

ベーカリーいずみは、元加治駅すぐそばのパン屋さん。

懐かしい雰囲気のお店のドアをくぐると、バラエティ豊かなパンたちが出迎えてくれます。

オープンから38年という、ベーカリーいずみ。店主は入間市にある「レストラン タジマ」がご実家の岡野泉さんです。

泉さんは19歳からずっとパンづくり一筋だそう。「好きなんでしょうね。飽きずに続いています」と泉さん。

奥さまの伸江(のぶえ)さんは飯能のご出身。笑顔の絶えない伸江さんの朗らかな接客も、お店の魅力のひとつです。

手づくりの焼きプリンがデニッシュに丸ごとのっている「プリンちゃん」は、オープン当初からの人気商品。

「ときどきお客さんがSNSに投稿してくれると、たくさん売れます(笑)」と泉さんがうれしそうに教えてくれました。

見た目の「映え」はもちろん、ほどよい甘さのプリンとデニッシュ生地との絶妙なバランス。プリンを丸ごとかじるドリーム感に心躍る逸品です。

一度食べたら、ファンになることうけあいです。

自家製天然酵母を使ったパンも多彩。「天然酵母は果汁を発酵させてつくってます」と泉さん。

ベーカリーいずみの天然酵母パンは、いわゆるハード系ではなく、フワフワもちもちとした食べやすい食感が特徴です。

天然酵母のハースブレッドは、飯能市内の「レストラン アニバーサリー」でサイドメニューとしていただくことができます。

実はライター清水、取材の数日前にアニバーサリーへ食事に行き、偶然このパンを注文して「このパン美味しいね! 買って帰りたいくらい」と夫や息子と盛り上がっていたのでした。

思いがけないうれしい再会! 家族へのおみやげが決まった瞬間です。

あんぱんやメロンパンといった定番商品もやはり人気です。あんぱんに使われているのは、飯能河原近くにある「横山製餡所」のあんこだそう。

「さわらびの湯」や「メッツァビレッジ」で販売している手づくり飯能ラスクも、ベーカリーいずみのオリジナル商品です(※)。


※手づくり飯能ラスクは、ベーカリーいずみでの取り扱いはありません。

飯能ファンにはたまらない「つながり」を、そこかしこに感じるベーカリーいずみ。

朝は8時から夜は19時までと、通勤通学にもありがたく、曜日ごとにサービス品も楽しめて、何度も通いたくなるお店です。

元加治駅は「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」や「阿須運動公園」の最寄り駅でもあります。ベーカリーいずみでパンを買って、家族や友だちとピクニックもおすすめです。

「ぜひたくさんの人に食べてみてほしいです!」の伸江さん。

飯能が好き、昔ながらのパン屋さんが好きな方はもちろん、気になっているけどまだ行ったことがない、という地元のみなさんもぜひ一度お出かけください。

笑顔の温かいご夫婦がつくる、美味しいパンが待っているベーカリーいずみ。全種類のパンを制覇したくなるかもしれません。

関連情報

店名
ベーカリーいずみ
所在地
飯能市岩沢399-3
TEL
042-972-3171
042-972-3171
営業時間
火曜〜日曜 8:00〜19:00
定休日
毎週月曜日・第3火曜日
駐車場
2台

アクセス

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記事を書いた人:
清水 麻由

飯能周辺のイベントに出没しては、消しゴムはんこなどを彫る人。造形屋。自由人の夫&息子とゆるくて愉快な飯能ライフを送っています(飯能市内で広いおうち探してます)。

  • アート・クラフト屋イワオカフェ
  • くらしの修繕センター・イワオヤ
  • ウッドターニング(木工旋盤)修行中

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