自他ともに認める鶏肉好きの赤井…
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たべる
西武池袋線に乗るたびに、気になっていたお店があります。
車窓からも目をひく、オレンジ色のレトロなテント看板が目印の「ベーカリーいずみ」です。
ベーカリーいずみは、元加治駅すぐそばのパン屋さん。
懐かしい雰囲気のお店のドアをくぐると、バラエティ豊かなパンたちが出迎えてくれます。
オープンから38年という、ベーカリーいずみ。店主は入間市にある「レストラン タジマ」がご実家の岡野泉さんです。
泉さんは19歳からずっとパンづくり一筋だそう。「好きなんでしょうね。飽きずに続いています」と泉さん。
奥さまの伸江(のぶえ)さんは飯能のご出身。笑顔の絶えない伸江さんの朗らかな接客も、お店の魅力のひとつです。
手づくりの焼きプリンがデニッシュに丸ごとのっている「プリンちゃん」は、オープン当初からの人気商品。
「ときどきお客さんがSNSに投稿してくれると、たくさん売れます(笑)」と泉さんがうれしそうに教えてくれました。
見た目の「映え」はもちろん、ほどよい甘さのプリンとデニッシュ生地との絶妙なバランス。プリンを丸ごとかじるドリーム感に心躍る逸品です。
一度食べたら、ファンになることうけあいです。
自家製天然酵母を使ったパンも多彩。「天然酵母は果汁を発酵させてつくってます」と泉さん。
ベーカリーいずみの天然酵母パンは、いわゆるハード系ではなく、フワフワもちもちとした食べやすい食感が特徴です。
天然酵母のハースブレッドは、飯能市内の「レストラン アニバーサリー」でサイドメニューとしていただくことができます。
実はライター清水、取材の数日前にアニバーサリーへ食事に行き、偶然このパンを注文して「このパン美味しいね! 買って帰りたいくらい」と夫や息子と盛り上がっていたのでした。
思いがけないうれしい再会! 家族へのおみやげが決まった瞬間です。
あんぱんやメロンパンといった定番商品もやはり人気です。あんぱんに使われているのは、飯能河原近くにある「横山製餡所」のあんこだそう。
「さわらびの湯」や「メッツァビレッジ」で販売している手づくり飯能ラスクも、ベーカリーいずみのオリジナル商品です(※)。
※手づくり飯能ラスクは、ベーカリーいずみでの取り扱いはありません。
飯能ファンにはたまらない「つながり」を、そこかしこに感じるベーカリーいずみ。
朝は8時から夜は19時までと、通勤通学にもありがたく、曜日ごとにサービス品も楽しめて、何度も通いたくなるお店です。
元加治駅は「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」や「阿須運動公園」の最寄り駅でもあります。ベーカリーいずみでパンを買って、家族や友だちとピクニックもおすすめです。
「ぜひたくさんの人に食べてみてほしいです!」の伸江さん。
飯能が好き、昔ながらのパン屋さんが好きな方はもちろん、気になっているけどまだ行ったことがない、という地元のみなさんもぜひ一度お出かけください。
笑顔の温かいご夫婦がつくる、美味しいパンが待っているベーカリーいずみ。全種類のパンを制覇したくなるかもしれません。
関連情報
- 店名
- ベーカリーいずみ
- 所在地
- 飯能市岩沢399-3
- TEL
- 042-972-3171
- 042-972-3171
- 営業時間
- 火曜〜日曜 8:00〜19:00
- 定休日
- 毎週月曜日・第3火曜日
- 駐車場
- 2台
アクセス
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記事を書いた人:
清水 麻由
飯能周辺のイベントに出没しては、消しゴムはんこなどを彫る人。造形屋。自由人の夫&息子とゆるくて愉快な飯能ライフを送っています(飯能市内で広いおうち探してます)。
- アート・クラフト屋イワオカフェ
- くらしの修繕センター・イワオヤ
- ウッドターニング(木工旋盤)修行中
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