茶畑の中に見える黄色の建もの。…
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たべる
2022年12月18日にオープンした「701 DININGCAFE(ナナマルイチ ダイニングカフェ)」は、東飯能駅の西口から徒歩3分の場所にあります。
「いつかお店をやりたい」と、店主の島田美香さんとパートナーであるシェフが物件を探していたところ、出会ったのは元スナック店。
現在の落ち着いた雰囲気からは想像がつきませんが、もともと店内は真っ赤!だったとか。
改装は、DIYが好きなお二人で手がけたそう。テーブルやカウンターは手づくり。棚で塞がれていた窓も復活し、明るく洗練された店内となりました。
店名の「701」は、美香さんがシェフのお誕生日から付けたのだそうです。
長年、全く違う仕事をしていたというシェフですが、10代の頃に調理師免許を取り、家でもずっと料理をしていたほどのお料理好き。
「『お父さんのつくる美味しいごはん』の延長上でもあるな、と思っています」と美香さん。
しかしシェフのこだわりをお聞きすると、ただのお料理好きのお父さんではなさそうです。メニューは洋食から和食まで、バリエーション豊か。だんだんメニューの数も増えているといいます。
写真提供:701 DININGCAFE
グラタンやパスタに使われるホワイトソースやトマトソースも出来合いのものは使わず、全てシェフが一から手づくりするというこだわりぶり。
「最初はメニューに『自家製○○ソース』と書いていたのですが、全部自家製なので書かなくなりました(笑)」
落ち着いた雰囲気の中、美味しいごはんを食べられるお店ができただけでもうれしいことですが、さらにお値段もリーズナブル。
「この美味しさで、この価格でいいの?」と言うお客さんもいらっしゃるそう。
「正直、原材料の高騰などで大変ではありますが、価格を上げることより二度三度食べに来てほしい気持ちが大きいんです」とシェフは言います。
写真提供:701 DININGCAFE
女性に人気のカフェではありますが、シェフには「男性に大盛りのごはんを食べてもらいたい」という想いもあるそうです。
食べ盛りの学生さんや働き盛りの方も、ぜひぜひ足をお運びくださいね。シェフのおすすめは「石焼きあんかけ焼きそば」。
写真提供:701 DININGCAFE
おしゃれなカフェとアツアツのあんかけの組み合わせは意外性がありますが、たっぷりの具とツヤツヤのあんが食欲をそそります。
夜の営業もあり、お酒やおつまみも楽しめます。市内のWINE SHOP FUKASHINで取り扱っているワインや、上田珈琲豆焙煎堂のコーヒーをいただけたりと、飯能ならではのコラボも魅力。
また、701 DININGCAFEで目を引くラインナップの一つに、くまボトルがあります。
「飯能でこんなドリンクボトルがあったら、かわいいかも」と美香さんが導入したそう。くまボトルをお供に飯能を散歩したら、気分が盛り上がること間違いなしです。
いつかはワンちゃん連れでも楽しめるよう古民家でカフェもできたら、と美香さん。
「でもこのお店にすっかり愛着がわいてしまったので、しばらくここで頑張ります!」とのこと。
取材ではデザートをいただきました。人気のクリームブリュレは、キャラメリゼされた砂糖のパリパリとアイスクリームが相性抜群の逸品!
イタリアンのお店で働いていた美香さんの経験も活かされた、美しい盛り付けも魅力的です。
居心地のよさに、とっておきの秘密の場所にしたいけれど、思わず誰かに教えたくなってしまう…そんなお店です。
おしゃれで落ち着いた雰囲気と美味しい食事が、年齢や性別問わず、おなかも心も満たしてくれるはずです。大切な人と、ぜひ。
写真:赤井恒平/モデル:彩花
関連情報
- 店名
- 701 DININGCAFE
(ナナマルイチ ダイニングカフェ)
- 所在地
- 飯能市東町11-12
飯能包装ビル102
東飯能駅より徒歩3分
- TEL
- 042-978-7004
- 042-978-7004
- 営業時間
月・水・木・日 - 11:00〜20:00(L.O. 19:00)
- 営業時間
金・土 - 11:00〜22:00(L.O. 21:00)
ランチメニューは14:00まで
- 定休日
- 火曜、第3月曜
- 駐車場
- なし
(近隣の有料駐車場をご利用ください)
- @701diningcafe
- LINE
- 701DININGCAFE
アクセス
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記事を書いた人:
清水 麻由
飯能周辺のイベントに出没しては、消しゴムはんこなどを彫る人。造形屋。自由人の夫&息子とゆるくて愉快な飯能ライフを送っています(飯能市内で広いおうち探してます)。
- アート・クラフト屋イワオカフェ
- くらしの修繕センター・イワオヤ
- ウッドターニング(木工旋盤)修行中
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