はたらく

ライター:つるまゆ

2022.05.22

リモートワークのストレス解消には、土いじりがおすすめ!

リモートワークのストレス解消には、
土いじりがおすすめ!

場所にとらわれない働き方が増えてきた昨今。リモートワークがメイン、という方も多いのではないでしょうか。

ONもOFFも同じ場所だと、気分転換ができずに困っていませんか? 私が飯能で見つけたストレス解消法は土いじり。土にふれると、なぜかそれだけで癒されるんです。

都内から移住し、飯能で暮らし始めたのが1年前。よく通っていたカフェでのご縁をきっかけに畑を始めました。

一日中部屋にこもって仕事をしていると息が詰まり、体はカチコチ。夕方ごろには頭がぼんやりして使いものになりません。そんなとき、ふらっと畑に出かけて作業をするのが、今の一番の気分転換になっています。

農業体験はあくまで「体験」?

首都圏近郊には農業体験ができる農園がたくさんあります。大手観光ツアーサイトでは、農業体験が特集されるほど。以前は私も電車で1時間ほどかけて、自然農法を実践する畑へ手伝いに行ったこともありました。

太陽の下、遮るものがない広い畑で土にしゃがみ込み、野菜を収穫するのはなんともうれしいものです。「うわぁ!」と歓声をあげる子どもたちに混ざって、大人もみんな笑顔になります。

でも、帰りの電車でぐっすり眠り、都内の家に帰り着くと、おみやげにいただいた泥まみれの野菜にうっすらと違和感を感じることも…。

週末だけ土に触れる生活は、あくまで「体験」。私にとっては暮らしの一部ではなく、イベントの要素が強かったのです。

気が向いたら、ふらっと畑へ出かけられる「近さ」

畑のスペースは本当に「猫の額」ほど。まわりの畑の方からは「そんなに狭くてつまらないでしょ?」と心配される始末です。そんな小さなスペースに、ハーブやにんじん、玉ねぎやルッコラなどを植えています。

これまでに経験した「農業体験」をゆるくつなぎ合わせて、やっとリアルな「実践」を始められた私。雑草を利用して化成肥料を使わない、私だけの畑です。

畑に行ける時間は、仕事がひと段落した夕方ごろ。地域のスピーカーから流れる『夕焼け小焼け』を聞きながら、草を抜いたり水をまいたりするだけで、パンパンになっていた脳みそが休まって「もう少しがんばるか!」という気持ちになってくるんです。

目の前の仕事や家から離れて、ほんの少しの時間だけ土いじりしたい。そんなときにふらっと畑に出かけられるのは、飯能に移住したから実現したこと。飯能での「ちょこっと農業」、おすすめです。

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記事を書いた人:
つるまゆ

長野県上田育ち→東京経由→埼玉県飯能暮らし/自然に囲まれた生活を愛して、2021年に移住/山と緑、自然食と手仕事、コーヒーを楽しむ生活

  • 職業は経理&ライター
  • 登山大好き
  • 和服大好き

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