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ライター:マナベ タクヤ

2026.06.10

「みんなでつくろう!西川谷。」第1回寄合参加レポート!

「みんなでつくろう!西川谷。」
第1回寄合参加レポート!

こんにちは! はんのーとライターのマナベタクヤです。

今回は飯能の東吾野地区で新たにスタートする場づくりプロジェクト「みんなでつくろう!西川谷。」の第1回寄合の参加レポートです。

「西川谷」って? どこ? なに?

まずはこの「西川谷(ニシカワダニ)」というプロジェクトがなんなのか、というところから。

プロジェクトの発起人は、東吾野で代々林業を営む井上林業代表の井上峻太郎さん。

井上林業さんの木工房「木楽里(きらり)」を中心とした、新たな価値創造空間を共創するプロジェクトです。

根底にあるのは、江戸時代から長年林業を生業にしてきたものの、近年の急激な社会変化から、この地で暮らし続けることが難しくなる、という危機感。

そして「どうしたらこの地で生き続けていくことができるか」という問いに対して、森林や田畑、歴史ある建物をはじめとする資源を一から棚卸しして、創造力、求心力あふれる場をつくっていこう!とスタートしました。

まずは木楽里を中心にスタートし、将来的には「西川林業地」と呼ばれる流域全体に西川谷のムーブメントが広がっていくことを理想としています。

気になるプロジェクト名の「西川谷」は、実在する地名ではありません。

「西川」というのは、ここ埼玉県飯能市周辺が古くから林業が盛んな地域であることに由来します。

かつて伐り出した木材を江戸へ筏(いかだ)を組んで輸送していたことから、江戸から見て「西の川」から来る木材という意味で「西川材」と呼ばれるようになったと言われています。

そして「谷」。

これは安宅和人氏著の書籍『「風の谷」という希望』で提唱されている新たな地域モデル構想「風の谷」からとっています。

都市集中型の未来に対して、オルタナティブとなる、新たな文化的・空間的魅力をもった創造性あふれる「ひらかれた疎空間」のことを、この本では「風の谷」あるいは単に「谷」と呼んでいます。

従来の都市vs地方という対抗目線ではなく、観光地化を目的とした町おこし村おこしでもない、持続力と求心力ある新たな暮らしの空間づくりです。

自然と共生してきた、この土地「西川」とビジョンのベースとなる「谷」を合わせ、未来につながるプロジェクト名として「西川谷」という名前がつけられました。

個人的にも自分が向かっていきたい暮らし方や、仲間内のプロジェクトとビジョンが重なる点が多く、今年2月から積極的にイベントなどに参加しています。

今回の寄合は、西川谷プロジェクトとしての第一歩目。いよいよ…!と思うと気合が入ります。

参加者のみなさんは、本当に様々な経験、技術、知識を持った方々で、もうすでに西川谷のビジョンに沿って、同じ方向に向いているような感覚。

僕の肩書き(?)は、面白がり屋(自称)なので、それはもう終日ワクワクしっぱなし。

すごく面白いことが始まりそうな熱量がすさまじかった!というのは、まずお伝えしたいところです。

いざ、西川谷

一日の流れは、フィールドワークとワークショップ。

午前中のフィールドワークでは、今後プロジェクトの参加者が集まることのできる広場をつくるため、山の入り口となる場所の整備を実施。

午後は木楽里へ戻り、各々がフィールドワークで得られた感触をもとに「この場所で何ができるか or やってみたいか」というテーマで、アイデア出しを行います。

ということで、木楽里に集合して自己紹介をしたら、整備する広場へ出発。

お弁当と水筒を持って歩いていると、心地よい陽差しもあいまって、遠足のような気分です。

広場では、8年ほど前に植樹した木に巻きついてしまったツルを取り除いたり、枯れてしまったものを切ったりして、気持ちよく使えるように整えていきます。

植樹した木は、鹿などの獣害を避けるためにネットを巻いているのですが、その中に生えてしまったアケビなどのツルが幹に巻きつき、高い枝の端まで絡まっているので意外と厄介。

木を折らないように気をつけながら、せっせと外していきます。

作業も終わり、木々のまわりもスッキリしたところでお昼休憩。木陰が本当に気持ちよく、みなさん自然と昼寝の姿勢に笑。

森林は誰しもリラックスできる素晴らしい空間。こうして心地よく集える場所づくりは「やっぱり森っていいよね」という気持ちの共有と再確認になったと思います。

何をやりたい? 何ができる?

木陰の昼寝が名残り惜しいところですが、木楽里へ戻ってワークショップです。

4〜5人が1組でテーブルにつき「この場所でやりたいこと」をアイデア出ししていき、最後にテーブルごとに発表しました。

野草や山菜など食のこと、森林での昼寝やワークショップ、林業体験など自然のこと、タイニーハウスのような小屋づくりやシェア工房といった暮らし、滞在する場のこと、はたまた野外音楽フェスや山の男祭り!など文化的なことなど。

ちなみに僕のアイデアは「野とつながる暮らしの実験集団」。

衣・食・住に文化を足した「衣・食・住・文」を森林や田畑、河川などの「野」とつなげて考え、どうしたら自然と共生しながら心地よく暮らせるか?を時間をかけて試行錯誤していきたい、という気持ちを込めました。

「実験集団」という部分は「オルタナティブでB面的で変な奴ら」みたいな、カウンターカルチャー感を出したかったから笑。

…という感じで本当に幅広い分野のアイデアが出てくる出てくる。それだけこの東吾野にポテンシャルが隠れているということだと思います。

一通りスケジュールが終わってからも、参加者どうしの話は終わらず…。参加者のみなさんが、新たな可能性にワクワクしているのが伝わってくるアツい第1回寄合でした。

にしても、終日めちゃくちゃ話しまくった気がします。帰宅してバッテリー切れのようにパタリと倒れて爆睡し、翌日にこの記事を書きました。

これから絶対に面白くなってくる「みんなでつくろう!西川谷。」プロジェクト。

小さな範囲でできることからのスタートになりますが、なにより参加者の僕らが「谷人(タニビト)」として面白がってつくっていこうと思います。

「面白そう!」「興味あるかも!」という方もお待ちしております!

関連情報

拠点
木楽里 kirari(有限会社創林)
所在地
飯能市井上123-1
営業時間
平日10:00~17:00
営業時間内でも工房CLOSEあり
HP
https://k-kirari.co.jp/
Instagram
@the_west_river_valley
Facebook
@kirari123
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記事を書いた人:
マナベ タクヤ

インドアもアウトドアも大好きな、生まれも育ちも暮らしも飯能の98年生まれ。

もっと地元と関わって暮らしていきたい想いからライターに。最近は林業、森林を中心に山間部の活性化に関心を持っています。

  • ライター、フォトグラファー、アウトドア系なんでも屋
  • 広め浅め時々深めなマルチツール系人間
  • ゆるーくオフグリッドしていきたい野望あり

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