お盆が過ぎて、だんだんと空に秋…
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大好きな秋が訪れました。この原稿を書いている今、川沿いには真っ赤な彼岸花が咲いています。
そんな秋のおでかけに、絵を見に行くのはいかがですか。

メッツァビレッジ内の「ハイパーミュージアム飯能」では、9月12日(土)から11月3日(火・祝)まで、みずのきの絵画展『なぜ人は絵を描くのだろう』が開催されています。

京都府亀岡市にある知的障がい者の入所施設「みずのき」。ここでは、62年前に日本画家・西垣籌一さんが入所者に向けて絵画教室を始めました。
当初は余暇活動として行われていましたが、創作する入所者たちの表現の変化や意欲に希望を感じ、本格的な美術指導に力が注がれます。
やがて作品が注目され「障がい者の描いた絵」を枠を超えて、アーティスト作品として評価を受けるようになりました。

1994年には、スイス・ローザンヌにある市立美術館「アール・ブリュット・コレクション」に、アジアで初めて6名の入所者たちの作品32点が収蔵されています。
今回の展示会では、みずのき絵画教室のアーティストから7名を選抜。描画の特徴が際立つ作品や、驚くような色彩や造形感覚を持つ作家が選ばれました。

モチーフは猫、石、ウルトラマン、家、人の顔…。身近にあるものを描くことで、私たちにぬくもりを与えてくれます。
さらに会場には、作品に登場する動物が出てくる『みずのき動物園』や、所蔵庫をイメージした引き出し式の棚もあって、工夫がいっぱい。

展示されている7名以外のアーティストの作品にも出会えます。アーカイブを含めて、約235点を楽しめるのも見どころです。
今回紹介されている7名のうち、現在もご存命なのは1名。直接お会いすることはできなくても、描き残した作品を通して「見えない熱」が伝わってきます。

まるで、昨日描いたかのような新鮮さやエネルギーは、私たちの背中をポンッと押してくれるでしょう。
最後に私も何か描いてみたいと、誰でも無料で参加できるワークショップに挑戦。『みずのき動物園』に登場するトカゲとカエルの塗り絵ができます。
どこかで「きちんと塗らなきゃ」と変な意識を持ってしまい、なかなか、みずのきのアーティストたちのようにはいきません。

せっかくなので飾ってもらい、私が塗ったカエルも動物園の仲間入りです。
鑑賞後は、メッツァ内で買いものとランチを楽しみ、閉店までのんびり。秋の始まりに楽しい一日を過ごしました。
みなさんも、素敵な秋をお過ごしくださいね。

関連情報
- イベント名
- みずのきの絵画展
「なぜ人は絵を描くのだろう」
- 開催期間
- 2026年9月12日(土)〜11月3日(火・祝)
- 会場
- ハイパーミュージアム飯能
(メッツァビレッジ内)
- 所在地
- 飯能市宮沢327-6 メッツァ
- TEL
- 0570-03-1066
- 0570-03-1066
- 開館時間
- 10:00~17:00
(入館は閉館の30分前まで)
※期間中は無休
アクセス
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記事を書いた人:
飯塚 まりな

イラストレーター兼ライター(主に人物取材を好む)。最近は愛車で過ごす車中ランチが生活の一部。夢は発展途上国で医療や教育に関わる日本人の取材。
2021年に働く30代男女の仕事や生活についてインタビューした『〜西武沿線上で探した〜近所の30代「今」何してる?』を全国の天狼院書店発売(2022年1月まで)。
- 『ちいき新聞』レポーター(2020年〜)
- 『ショッパー』レポーター(2019年〜)
- 介護福祉士
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