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ライター:清水 麻由

2021.09.20

曼珠沙華から広がるイマジネーション

曼珠沙華から広がるイマジネーション

徐々に秋の深まり感じる今日この頃、飯能の河原沿いでは曼珠沙華(マンジュシャゲ)が見頃です。

曼珠沙華はよく「彼岸花(ヒガンバナ)」とも呼ばれますが、調べてみると全国各地でなんと1000種類近くもの別名(異名)があるとか。毒があり、墓地などによく咲くことから「毒花」「痺れ花」「幽霊花」「地獄花」など、ぞっとする怖い名前は特に多いようです。

火を連想するその鮮やかな赤色から「灯籠花」「雷花」、英語では「ハリケーンリリー」なんていうリングネームのような呼び名も。ちなみに私のお気に入りは「狐の松明(キツネノタイマツ)」です。あれをキツネが掲げていたら、ちょっとかわいい。

モグラよけのために畑にも植えられ、昔から人々の身近にあった曼珠沙華。その鮮やかな色味と独特の花の姿に、当時の人々はどんな想像を巡らせたのでしょうか。

キンモクセイの香り、そして虫の声を楽しみながら曼珠沙華に思いを馳せる、飯能での秋散歩はいかがですか。

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記事を書いた人:
清水 麻由

飯能周辺のイベントに出没しては、消しゴムはんこなどを彫る人。造形屋。自由人の夫&息子とゆるくて愉快な飯能ライフを送っています(飯能市内で広いおうち探してます)。

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  • ウッドターニング(木工旋盤)修行中

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