あそぶ

この冬、ムーミンバレーパークでは、夕方17時を境に幻想的で特別な世界へみなさんをご案内。待望の新キャラクター「モラン」を主役に、夜のムーミン谷を魅力的に演出します。

ライター飯塚、ワクワクしながらリリース向けイベントに参加してきました。

昼間の明るいパークと違って、夜空を彩るオーロラやプロジェクションマッピング。心弾ませてくれるのは、ムーミンのキャラクターたちによる「ムーミン谷のイルミネーションパレード」

物語は冷気をまとった魔物のモランが、目を光らせて不気味に登場。知らない人も多いと思いますが、なんとモランって女性なんです！

いつも一人ぼっちで、彼女が通ると草木が凍り、みんなから恐れられる存在…。

でも、ムーミンだけは「モランがかわいそう」と自分から歩み寄ります。ミーやスナフキン、ムーミンママも登場し、歌やダンスをしながら仲よくなっていくのでしょうか。

一緒に手拍子しながらパレードを楽しめば、きっとあなたもモランと通じ合えるかもしれません（期間中、1日2回公演（約20分間）をお楽しみに！）。

鑑賞中「そういえば、ムーミンって冬の間は冬眠するのでは？」と思ったら、今は冬眠中だけど、途中で目が覚めて起きてしまったとのこと。

ムーミンもオーロラや雪を見るのは初めてなんだとか。「え！見たことないの？」とびっくりしました（笑）。

ムーミン屋敷には雪の結晶が映し出され、ライトアップはどこから見ても「うわ〜きれい！」と声を上げずにはいられません。寒く澄んでいるからこそ、味わえる楽しみです。

ちなみに、私が個人的に気に入ったのは「ニョロニョロのテラス」

歩くと足元から次々と現れるニョロニョロたちと遊びながら、大人も子どもも走り回りたくなる仕掛けになっています。

インパクト大！ ムーミン谷の新メニュー

パーク内を歩いているとすぐにお腹が空いてしまいます。腹ごしらえにムーミン谷の食堂へ。この冬限定の「夜の海のランタンハンバーグ」を注文。

見た目に戸惑いながら「な、なぜ灰色の海にしたんだろう…」とひと口。

私の感覚では海はシチューでした。ピーナッツ風味でちょっと珍しい味。謎の黒いソースは味を締めてくれます。ハンバーグと一緒に食べると美味しさアップ！

ハンバーグは、海から見える街並みの灯りでしょうか。なかなかシュールな食事でした。

デザートが食べたくなり、ライブラリーカフェに行くと「つめたいあの子のタルト」が目に入ります。「え！また灰色？」と衝撃を受けます。

モランがテーマのタルト。食べるたびにつぶらな瞳と目が合って、かわいさと切なさを感じます。

こちらもピーナッツ風味で、ピスタチオの味がします。甘くて上品なスイーツ、口の中はひんやりしますが、舌は凍らないので安心して召し上がりください。

ムーミンをもっと知りたい！ 音声ガイドで冒険しよう

11月からパーク内で新たに始まった音声ガイド。パーク初心者からコアなファンまで、ムーミン谷の詳しい情報を知ることができるコンテンツです。

みなさんはムーミン谷を訪れた「旅人」という設定、自由に散策しながらスポットに着くとガイドが始まります。

お手持ちのスマホでSONYの「ロケトーン」で操作できます。ナビゲーターはスニフ役の福山潤さんが担当。ムーミントロールで愛らしい声が人気の戸松遥さんも。ムーミンの世界観に浸りたい人はぜひ。

パーク内で、いつも『はんのーと』に声をかけてくださるムーミン谷の情報通、羽毛田さんとパークの北欧モデルさんたちとお話できました。

「はんのーとをご覧のみなさん、寒い季節がやってきました。北欧といえば冬！ ムーミン谷の仲間たちと日本ではここでしか見られないオーロラやパレードを楽しみませんか。ムーミン谷でお待ちしてます」と羽毛田さん。

これからの季節、クリスマスに向けてデートやファミリーの思い出づくりにぴったりなムーミン谷。ぜひ、モランとムーミンの友情物語と冬限定の美しい演出を見に来てくださいね。