あそぶ

「お店屋さんごっこ」といえば、子どもの大好きな遊びの一つ。それを実際に商店街でやってしまおう！という企画が誕生しました。

その名もキッズフリマ「こAkinai（こあきない）」

6月17日（土）にプレ開催されたフリマの様子を、実際に息子の出店を見守りつつ取材しました。

場所は5月にリニューアルオープンした「くらしの循環センター フカダヤ」。参加者は5組6名、内容もさまざまです。

まずは、子どもたち自身でお店の準備。リユースのおもちゃや服、本の販売、自分でつくった大人顔負けのハンドメイド作品などが並びます。

釣りゲームや三角くじ、ガチャポンくじなども盛り込み、それぞれに工夫をこらしています。

釣りゲームは子どもたちに大人気。大人には、ハンドメイド作品が好評でした。

プレ開催ということもあり、客足は少なめでしたが、ご来店の子どもはもちろん、大人たちにも子ども店長とのやりとりを楽しみながら、買いものをしていただけたようです。

出店した子どもたちは、入口で道行く人へ呼びかけをしたり、お会計をしたり。大人がそばにいなくても、しっかり接客していました。

3時間という短い時間でしたが、みんな楽しそうに、かつ真剣に取り組んでいたのが印象的でした。

出店の子どもたちからは「楽しかった」「全部売れてうれしかった」などの声が。

小5の息子も「初めての試みで緊張したけど、子どもにとって貴重な体験だと思う」と感想を話してくれました。

自分で売る商品を考えて、値段をつけて、お店の準備をする。お客さんと会話をして、商品を買ってもらう。

商いの基本を学ぶには、持ってこいの体験です。商店街というロケーションでできるのも「こAkinai」の魅力。

子どもの商い「こAkinai」は、毎月第3土曜日に飯能銀座商店街のフカダヤにて開催予定。出店者も随時募集中です（小学3〜6年生）。

準備から片づけまで、親はできるだけ手も口も出さず（これがなかなか難しいのですが笑）、ぜひ子どもに任せて見守ってみてください。

きっと親にとっても子どもにとっても、新たな発見がある体験になるのではないでしょうか。