毎月第2日曜日の朝、広々とした…
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あそぶ
「プレーパーク」をご存じですか?「子どもたちが自由な発想で、遊びをつくり出すことのできる遊び場」として昨今、日本でも広がっています。飯能の橋場(はしば)公園でも開催していると聞き「プレーパークはんのうEGAO」に遊びに行ってきました。
走り回れる広場と滑り台やブランコなどの遊具。毎回人気なのは、シャボン玉とバルーンアート! 代表の岩渕さんが、大きなバットにシャボン玉液を入れたとたん、子どもたちが集まってきます。
うちわやハンガーでつくった吹き口をシャボン玉液につけては走り回り、まわりはシャボン玉まみれ!
長い風船は背中に入れたり、剣に見立てて遊びます。その楽しそうなこと! 岩渕さんも「最終的には、自分たちで遊びをつくり、走り回って遊んでいますね」と、笑います。
「パパ、ぎゅうして~」かけよってきた3年生の息子さんを両手でぎゅっとハグする岩渕さん。安心したように、また駆け出していきました。
4人の子育て中パパでもある岩渕さんは、飯能生まれ飯能育ち。リトミック、うたあそび、バルーンアートを学ぶほど子どもと遊ぶのが大好き。
プレーパークを立ち上げたきっかけはコロナ禍。休校やいろいろな制限で以前のように遊ぶことができず、息抜きができない環境。家族のコミュニケーションにも変化を強いられます。
まわりも同じように悩んでいることを知り「家族が笑顔で過ごせる居場所をつくりたい!」と一念発起! 誰でも気軽に来てほしいと、身近な公園をプレーパークに。
社会福祉協議会や市役所の協力を経て、2年をかけて実現しました。活動はYouTubeやSNSで発信。最初は少なかった参加者も、今では20人くらいでのびのびと遊んでいます。
また、岩渕さんはこう語ります。「子育て中の妻が私に何をしてほしいのかわからなくて。障がいを持つ息子との向き合い方にも悩みました」親の気持ち、子どもの気持ちを知りたいと、育児中に幼児心理アドバイザーの資格も取得。
「親もここで気持ちを話すことで心が軽くなれば」子育てに悩んだ経験があるからこそ、親子に寄り添う場にしたい想いもあります。
「笑顔」で家族をつないでいきたい。そんな岩渕さんの想いあふれるプレーパーク。遊んで、笑って、話して。安心できる居場所は家族をまるごとハグしてくれるはず。ぜひ遊びに来てくださいね!
※2022年3月は、3月13日(第2日曜日)開催になります。
第1回 プレーパークはんのうEGAO
関連情報
- 開催場所
- 橋場公園(飯能市緑町9)
- 開催日時
- 毎月第3日曜日 10:30~12:00
- TEL
- 070-1536-5192
- 070-1536-5192
- @tetsubuchi
- プレーパーク はんのうEGAO
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