あそぶ

ライター:山山子

2023.10.07

飯能発!極上エンターテイメント「演劇×音楽部」

飯能発!極上エンターティメント
「演劇×音楽部」

飯能にある劇団をご存知ですか? その名も劇団×音楽部。

昨秋、飯能市民会館で開催した第11回公演『物語はエルフを残して』は、ファンタジーの世界を舞台に、歌ありダンスあり涙ありの老若男女が楽しめるエンターテイメントと大好評。栃木、神奈川、岡山など遠くから通う役者やスタッフもいるほどです。

旗揚げ17年目の劇団を率いる部長・作曲・振付の芳賀夏代さんと、脚本・演出・振付・作詞担当の芳賀鉄也さんにお話を伺いました。

ユニークな劇団名の由来を教えてください。

夏代さん「飯能高校音楽部の部長をしていました。最後の定期演奏会でのミュージカルがとても好評で。そのときの拍手が忘れられず、合唱部員と旗揚げしたのが由来です」

ダンス、歌、脚本、演出、衣装に至るまで完全オリジナルのこだわりを感じます。

鉄也さん「8分おきにダンスや歌を入れ、観客を飽きさせないよう、どの世代も楽しめるようなエンターテイメントを目指しています。演劇に興味を持ってもらえる入り口、いわばインスタントラーメンのような存在でありたいです(笑)」

舞台にはお二人のお子さんも出演しています。お子さんと一緒にお芝居する醍醐味は?

夏代さん「赤ちゃんのときから練習に連れてきていたので、子どもたちも自然と舞台に出るようになりました。子育て、演劇、仕事の両立は大変ですが、仲間が一緒に子どもを育ててくれています。演技をするうえでは、相手のことを考えることが多いので、コミュニケーション力も養われていると感じます」

今後の夢を教えてください。

鉄也さん「毎年、南高麗中学校で演劇の授業をしていて、多くの方たちに演劇の楽しさを知ってもらいたいです。飯能で活動しているオーケストラやダンスの団体とコラボしたり、飯能でフェスティバルを開催して、飯能を盛り上げられる団体になれたら」

最後にメッセージをお願いします。

夏代さん「より多くの人に演劇の楽しさを知ってほしいですね。大人もお子さんもウェルカムです。みんなで楽しみましょう!」

鉄也さん「衣装をつくってみたい方、写真を撮るのが好きな方、どなたでも大歓迎です。仕事の休憩時間にこっそり隠れてダンスの練習をしたり(笑)生活の色も楽しみ方も変わってきますよ!」

演劇への情熱を軸に、仕事、生活、子育ても新しいカタチとしてクリエイトしているお二人。

稽古場では真剣な表情の中にも、団員さんたちの「楽しい」空気で満たされていました。飯能唯一無二の劇団×音楽部。一度見たら、虜になること間違いなしです。

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山山子

夫と3人の子どもとの自然豊かな吾野暮らし。子育てや吾野の情報を中心に執筆しています。

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