くらし

ライター:ゆっきー

2021.08.31

季節と巡るゆっきーの飯能暮らしvol.5「野花が教えてくれること」

季節と巡るゆっきーの飯能暮らし
vol.5「野花が教えてくれること」

バタバタした日々の合間、近所の川辺に下りたらコバギボウシのお花が満開でした。

「ウルイ」という名でよく知られる山菜は、オオバギボウシの若葉。同じくこちらのコバギボウシ若葉も、早春の食卓を豊かにしてくれる食材のひとつです。シャキシャキした食感と爽やかな緑が、毎年春の訪れを知らせくれます。

そして夏にひっそりと咲くこの花もまた、食卓を彩ってくれる美しいアイテム。サッと湯がいて茶蕎麦と一緒にオリーブオイルで和えたら、夏バテ気味の身体も喜ぶ一品に大変身!

人間界がアレコレ騒がしくしていても、自然界は淡々としたたかに、季節を巡らせ生命のバトンを次世代へ繋いでゆく。その力強い生命の営みに、私はいつだって優しく背中を押してもらっているなぁ、と感じています。

人も自然の一部ということ。
他の生命の営みがあるからこそ、人も生きているということ。

バタバタの日常で、ついつい忘れがちな大切なことを教えてくれる自然界の営みが、飯能暮らしの日常にはそこかしこにあります。

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記事を書いた人:
ゆっきー

20年暮らした沖縄を離れ、2019年春に家族で飯能へ移住。小学生ふたりの母として日々奮闘しながら、自然界の恵みをいただく愛しい日常を綴っていきます。

  • 料理家
  • パーマカルチャーデザイナー

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