8月7日、暦の上では「立秋」で…
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くらし
ここ数日は涼しく、ススキが風に揺れ、トンボも飛び始めました。この季節、小さな子を育てるどこのお母さんも頭を抱えるのが「子どもの夏風邪」ではないでしょうか。冷たい飲み物に冷たいおやつ、そして寝冷え…、冬の風邪と違い、身体を温めさせるのにもひと苦労ですよね。このご時世で、熱が出たら(熱が出ているから、なのに!)病院でも診てもらえない…
そんなとき、台所がくすり箱として大活躍してくれます。
お腹の不調には、本葛、純黒糖、梅肉エキスを水で溶きネリネリしたもの(わが家では通称モチモチ)を。
のどや鼻の不調には、毎年6月に採取するスイカズラの花をみりんに漬けたシロップを。自家製梅酢を水で薄めた「梅酢うがい」も効果抜群です。
不調のサインがきたら、こじらせる前にいつもの台所からお手当て。先人たちの知恵と季節毎の植物たちのチカラを借りながら、自己免疫力を高めていく。いま私たちに必要なのは、恐れすぎることでも、いがみ合うことでもなく、そんな工夫を楽しむ暮らしなのでは、と感じています。
飯能暮らしには「台所はくすり箱」になるタネが、そこかしこにあふれているのです。
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