梅雨明けと同時に真夏の日差し!…
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くらし
今年も夏の土用がやってきました。この季節、わが家恒例の景色は梅干し、干し。
飯能界隈には梅の木が豊富で、今年もあちこちからたくさん梅をいただきました。梅を干している3日間、わが家の小さい人たちに結構な量が”つまみ食い”されるのも、また恒例です。
日本には昔から二十四節気と七十二候という季節の捉え方があります。つまり、一年間を「二十四もしくは七十二」もの季節の変化と捉える、ということ。この捉え方を意識して日々を過ごしていると、本当に自然界はめくるめく変化の連続なんだ、と古の人々の観察眼に感嘆するばかり。自然界と人の暮らしの時間軸が重なり合っていたことの現れです。
昔ながらの梅干しは、梅と塩と赤紫蘇のみ。しっかり塩を効かせて日に干した梅干しは、何十年も常温保存可能な保存食。これもまた、自然界の恵みを最大限活用した古人の叡智の賜物です。
夏の土用、パワフルなエネルギーのお日さまをたっぷり浴びた梅干しや梅酢は、年間を通して私たち家族の身体を支えてくれます。
季節の手仕事を暮らしに取り入れること。それは古の人々が体感していた季節の巡りを、暮らしに取り入れることでもあるんですね。
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