くらし

商店街のミシン屋さんの前を通りかかったとき、ガラス越しにふと中を見ると、チャーミングなデザインのアクセサリーに目がとまりました。

ピアスやイヤリングを中心に並べられたアクセサリーは、どれもシンプルながら上品な雰囲気。

以前、ジュエリー業界で仕事をしていたこともあり、気になったのでお話を聞かせてもらいました。

金属アレルギーの方でも、おしゃれを楽しめるように

アクセサリーをつくっているのは、武田奈津子さん。「Takeda Crystal」の商品は、オリジナルデザインを中心に、奈津子さんがセレクトしたものを取り扱っています。

ふだんはスタイリストとしてアパレル業界で働きながら、アクセサリーを製作しているそうです。アクセサリーをつくり始めたきっかけは何だったのでしょう？

「ずっとファッション業界で働いていたので、アクセサリーも大好きでした。でも出産を機に体質が変わってしまって、金属アレルギーが出るようになってしまったんです。それでアレルギー症状が出ないアクセサリーを探したのですが、当時は好みに合うものがなかなか見つからなくて、自分でつくり始めました」

素材にはアレルギーが出にくいステンレスやサージカルステンレス、14金ゴールドフィルドを使用。

シンプルで透明感のあるデザインに、天然石やパールなどを使ってアクセントをプラスすることで、ふだん使いはもちろん、ちょっと気分を変えてゴージャスに、など幅広くおしゃれを楽しめる一品に。

価格帯は、2,000〜3,000円が中心。手に取りやすい価格なのも、うれしいポイントですね。

驚くことに、奈津子さんはアクセサリーづくりを独学で学んだのだそう。

最初は試行錯誤を繰り返しながらの製作でしたが、立ち上げてから5年以上が経ち、最近では卒園式や入学式用のオーダーを受けることも。

アパレル業界で培ったファッションセンスがあったこと、自分がつくりたいイメージが明確だったからこそ生まれたブランドなのでしょう。

商品は飯能中央通り商店街の武田ミシンさん、飯能銀座商店街のフカダヤ、飯能観光案内所夢馬ショップなどで購入することができます。

気になった方は、ぜひ一度見に行ってみてくださいね。