ここ数年のうちに起きた暮らしの…
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くらし
※「まちかど保健室」は、2024年9月3日(火)現在、ご相談を一時終了しております。場所など決まり次第、再開予定です。
飯能の自然に触れて、毎日楽しく元気に生きる。『はんのーと』でも飯能暮らしを満喫されている素敵な方が、とても多いですよね。
でも、ときには誰もが生活の中でからだの不調や心のモヤモヤを抱えることも…。
「あれ、これってもしかしたら病院へ行ったほうがいいのかな?」なんて、思うことがあるかもしれません。ただ、いざ病院となるとついつい後回しに…。
病院へ行く前に「気軽にお話できる看護師さんがいたらな〜」と思った人に、ぜひ一度訪ねてほしいのが、飯能のまちなかにある「まちかど保健室」。
認定特定非営利活動法人ぬくもり福祉会たんぽぽ(飯能市落合)が運営する「たんぽぽカフェ」では、2024年3月より毎週月曜に法人の看護師さんが常駐し、子どもから高齢者まで健康に関する相談やお話を聞いてもらえます。
今回は、まちかど保健室の看護師、吉田栄子さんにお話を伺いました。吉田さんは生まれも育ちも飯能で、地元には人一倍愛着があるとのこと。
吉田さんは長年、市外の病院で手術担当の看護師をしていましたが、現在は子育てをしながら、自宅から近い場所で働きたいと訪問看護に転職。
同僚の看護師さんたちと切磋琢磨しながら、市内在住の方々のお宅を訪問看護しています。
「病院では、毎日何人もの患者さんが運ばれてきました。救急ですぐに手術する人たちを見て、もう少し早く予防ができていれば手術しなくてもよかったのでは…という気持ちもありました」
「頻繁に手術に携わるうちに、要介護や病気になる前の段階から人の健康に寄り添っていきたいと考えるようになりました。今は勤務する法人のおかげで、毎週決まった曜日にまちかど保健室を開室できることがうれしい」と話します。
このまちかど保健室、学校の保健室に行って養護の先生とちょっと話をするイメージでしょうか。
「自分自身のことでなくても、ご家族の相談や介護サービスへの質問など、健康に関することなら何でも気軽に聞いてください」
かしこまる必要はなく、当日たまたま通りかかったので寄ってみた、でもOK。予約制ではないので、相談する内容も特に決まってなくても大丈夫なんだそうです。
「血圧を測ってほしい」「爪がうまく切れない」などという相談から、ただお話に来られる方もいるとか。誰かに話を聞いてもらうだけでホッとすることってありますよね。
一人ひとりの健康について一緒に考え、アドバイスできることであれば相談に乗りたいとのこと。丁寧に接してくださる吉田さん、優しくお話しやすい看護師さんでした。
よかったら、お散歩や買いもののついでに、ふらっと顔を出してみませんか。詳しい内容は、法人のHPもチェックしてみてください。
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記事を書いた人:
飯塚 まりな
イラストレーター兼ライター(主に人物取材を好む)。最近は愛車で過ごす車中ランチが生活の一部。夢は発展途上国で医療や教育に関わる日本人の取材。
2021年に働く30代男女の仕事や生活についてインタビューした『〜西武沿線上で探した〜近所の30代「今」何してる?』を全国の天狼院書店発売(2022年1月まで)。
- 『ちいき新聞』レポーター(2020年〜)
- 『ショッパー』レポーター(2019年〜)
- 介護福祉士
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