くらし

ライター:つるまゆ

2024.05.09

気軽に移住、住めば定住したくなる暮らしやすいまち「飯能」

気軽に移住、住めば定住したくなる
暮らしやすいまち「飯能」

ここ数年のうちに起きた暮らしの変化によって、今後どのような毎日を送りたいか…と考え始めた方も多いのではないでしょうか。

リモートワークや分散出勤など、職種によっては仕事をする場所から自由になり、地方への移住や二拠点生活ができる可能性も広がりました。

ただ、必ずしも都市部に住む必要がなくなったとはいえ、慣れ親しんだ環境から生活の拠点を移すのは大きな選択です。いくら調べても、実際に住んでみないとわからないことは山ほどあります。

飯能を選んで移住をしてから3年半が過ぎました。年間を通して豊かな自然を身近に感じ、いつでも新鮮な野菜を手に入れることができる幸せを実感しています。

また、生活コストが下がり、都市部にいるよりも広い住環境で暮らせるのも、うれしい変化です。

「それって、郊外へ移住したらどの場所でも叶うのでは?」

確かにそうかもしれません。飯能に住むメリットってなんだろう? 地方移住について調べてみては、二の足を踏んでいる方へ(あらためて)飯能移住の魅力をご紹介します。

仕事を続けながら移住が実現

飯能へ移住するメリットは、なんといっても交通の便がよいことです。埼玉県南西部に位置し、各方面へアクセスしやすい圏央道の狭山日高IC、青梅ICが利用できます。

また、都心から近く、電車を使えば飯能エリアから池袋まで1時間以内で到着。通勤可能な距離のため、多くの方が仕事を続けながら都内へ通っています。

移住先で希望の仕事に就けない、都市部より収入が下がる恐れがあるため経済面が不安、といった悩みを持つ必要がないのは、移住を検討する際の大きな安心材料です。

通勤に1時間は長いと感じるかもしれませんが、電車の中は誰にも邪魔されない自分だけの時間。

私の場合は、読書や趣味に没頭する、すぐに仕事に取りかかれるように段取りするなど、有効活用しています。

帰宅電車から飯能駅に降りて、都市部よりも澄んだ空気を肌で感じると、山に近い場所に移住したことを実感できます。

仕事帰りに見事な夕焼けや星が輝く夜空を眺めるのは、移住してよかったと感じる瞬間です。

手厚い移住制度あり! 気になる子育て環境も充実

郊外は都市部に比べて土地の価格が低く、一戸建てを持てる可能性が広がります。

家を建てるなら、移住先に暮らしやすい制度が整っているかどうかもチェックしたいところ。『農のある暮らし 飯能住まい』は、飯能市による移住支援の一つ。

「休日は家庭菜園を楽しみたい」という方から「移住を機に年間を通して農業を始めたい」という方まで、農業に関する多様なプログラムに参加しながら、条件が合えば住宅建築時の補助金が受けられます。

移住して大きく変わったことの一つは、食生活でした。

地域の直売所を利用したり、畑の前で売られている野菜を購入したりするようになると、収穫したばかりの野菜の美味しさに目覚めます。

旬の野菜は力強く、甘みがあって食べ応えがあることに驚きました。

「農業」というと身構えてしまうものですが、移住すると「農」が身近になり「庭先で野菜を育ててみたい」という気持ちが自然とわいてくるのも事実です。

また、飯能は子育てを支援する体制が充実しています。0歳児に必要なミルクやおむつといった育児用品が購入できるクーポン券があり、金額は5万円。何かと物入りな新生児期にはうれしいサポートです。

ほかにも、生後6か月から中学生以下の子どもを対象としたインフルエンザ予防接種費用の無償化、0歳から18歳までの医療費自己負担分が助成されるなど、細やかな支援が用意されています。

妊娠出産や進学などのライフステージの変化に合わせて、柔軟なサポートが受けられる環境です。

移住者に優しい地域コミュニティ

移住者がなじみやすい地域かどうかも、移住先を選ぶための大きなポイントです。

移住先によっては、先住者の結束が強くコミュニティに入りにくい、外部の者に寛容でないといった地域もあります。地域性は、実際に暮らしてみないとわからないのが難しいところです。

飯能には、年代を問わずさまざまなコミュニティがあり、住民を垣根なく受け入れる土壌があると感じています。

「どんぐりルーム」をはじめとした地域子育て支援拠点や「地域の茶の間『寄ってケア』」など、つながりをつくりにくい就学前の親子や高齢の世代にとって頼りになる憩いの場が、地域ごとに用意されているのが特徴です。

住民どうしをつなぐきっかけは、公共サービスやNPOによる支援だけではありません。地域の方々との何気ない会話の中にも、新しい人たちを受け入れる心意気を感じます。

野菜のお裾分けや、母子交流会へのお誘い、ふと立ち寄ったお店でのやりとりをきっかけに新たな活動に参加する、といった経験もありました。

飯能で暮らしていると、同じような移住者にも多く出会います。先輩移住者から話を聞いたり、興味のあるイベントに声をかけてもらえたりなど、飯能の情報を共有できるのは貴重な機会です。

「暮らしやすい」が実現できる飯能

平日は同じ職場に通い、休日は身近な自然環境の中でハイキングやバーベキューを楽しめる飯能。

移住後はいつもと変わらない日常と、鳥の声で目覚める新しい生活を同時に経験できています。

自分からアクションを起こせば、いつでも受け入れてもらえる飯能へ、まずは気軽に遊びに来てください!

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記事を書いた人:
つるまゆ

長野県上田育ち→東京経由→埼玉県飯能暮らし/自然に囲まれた生活を愛して、2021年に移住/山と緑、自然食と手仕事、コーヒーを楽しむ生活

  • 職業は経理&ライター
  • 登山大好き
  • 和服大好き

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