森畑鶏(もりはた けい)です。…
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くらし
森畑鶏(もりはた けい)です。ここでは家庭菜園、薪ストーブ、ピザ窯づくりなどをひと通り経験し、2周目に入った田舎暮らしあれこれを綴っていこうと思います。
断然ワンちゃん派ですが、ペットを迎え入れたいという想いはあっても、行動に移せない優柔不断な森畑です。なのに、ニワトリを飼うことに抵抗はありませんでした。
幼いニワトリを育てていると、その愛くるしさに毎日気分が上がります。さらに愛くるしさだけではないのがニワトリのよいところ。毎朝、新鮮な卵をいただいて気分を上げたい。
ニワトリは卵を産むのに薄暗く狭い場所を好むとのことで、ニワトリ小屋には産卵箱を用意しています。産卵箱には外扉をつけていて、いつでも手軽に卵を取り出せるようにしていますが、ちゃんとここで産んでくれるでしょうか。
そんな期待と不安を抱えつつ、ここを開けて新鮮な卵を取り出す朝を待ちわびていたある日。
庭に卵が落ちていました! 文字どおり産み落とされている(笑)。ちゃんと産卵箱で産んでくれるのかという不安が現実に…。
おいおい、これだと毎朝、庭中を探し回らなければ卵にありつけないではないか…と思いつつ、先のことはひとまず置いておいて、まずはニワトリたちの共同オーナーであるおじさん2人に一報を入れます。
「おかず持って、集合してください」
ある日のお昼休み、おじさん三人が集まって愛娘の初卵をありがたく割ってみました。
なんと!初めての卵は双子ちゃんでした。なんだか縁起がいいのでは?とおじさんたちが卵一つで上がってます。
そして、仲よく3人で卵かけご飯で「乾杯」。そのお味はもちろん、でもそんなわかりきったことは、いちいち口に出さないのが副編集長の流儀。
待望の初卵を味わい、これから毎朝のように産卵箱の扉を開ける期待感が高まったところで思い出しました。「そうだ、この卵、庭に落ちてたんだっけ」
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