2021年7月の公開以来、30…
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くらし
タイトルが気になったあなたは、ぼくと同年代です(笑)。
90年代にキャッチ―なCMで、話題となった青汁。開発の背景には、創業者が突然の体調不良になり、ケール青汁の力を「もっと多くの人々に届けたい!」と思い立ったのだそうです。
今回、取材させていただいた「Garden Mieli」の村岡裕子さんも、ご自身の体調不良の際に出会ったハーブティーの力を、多くの人たちに届けたいと活動しているお一人。
ハーブティに出会ったきっかけは、2番目のお子さんを出産後、甲状腺のご病気を患った際に起こった体調の変化。
免疫力の低下に伴い、女性特有の不調も目立つようになり、わらをもすがる思いで参加したメディカルハーブの講座で、目から鱗が落ちるような体験を。
「あっ、美味しい」
学生時代に飲んだハーブティーがマズくて、それ以来ハーブ嫌いで生きてきた20年間。学び、経験して気がついたのは「美味しい淹れ方」を知らなかっただけでした。
「私もそうであったように、ハーブティーは苦手という方は多いと思います。まずは美味しいハーブティーや、これなら飲めるという味を見つけてあげられるよう寄り添いたい」
そんな想いから、2021年5月14日(息子さんの誕生日)に、Garden Mieliをオープン。「Garden」はこじんまりとした菜園、「Mieli」はフィンランド語で心を意味します。
母親の畑の片隅につくられた、こじんまりとした菜園で心をこめてハーブを育て、真心をこめて目の前の人にハーブティーを淹れる。
ご主人と一緒に考えた屋号は、村岡家の優しさにあふれた人柄が伝わってきます。
子育て世代と呼ばれる、20〜40代は仕事、家事、子育てに追われて、自分の不調を後回しにしてしまいます。ストレスに向き合う世代に大切にしてほしいことは何か聞いてみると、
「ストレスや疲労は蓄積すると、解消までにとても時間がかかります。自分をゆるめることがポイント。自分を癒せるアイテムを持ってほしいと思います。その一つにハーバルライフがあることを知ってほしい。もっと自分を大切にしてあげてください」
ハーブの力を活かし、自らを癒す力を伸ばすハーバルライフ。ハーブを育てるのは、ややハードルが高いかもしれませんが、ベランダのプランターでも簡単に始められるとのこと。
現在はハーバルライフアドバイザーとして、ハーブティーの販売だけではなく、飯能産ハーブを使ったリースづくりや、セラピストとして教えられる人と増やしたいとハーブで不調を改善するセルフケア方法の講座も開催しています。
仕事、家事、子育てに追われて、自分の不調を後回しにしてしまっているママさんにこそ「(このままでは)マズい! 一杯ください!」と、村岡さんに声をかけてほしいです。
きっと今のあなたに合う、あなただけの処方箋を用意してくれます。
関連情報
- 名称
- Garden Mieli
- @garden.mieli
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記事を書いた人:
椛沢 功太
南高麗地区の魅力にひかれ、飯能へ移住を決意するが、現在は美杉台に在住。地域資源を活用した多世代交流と健康コミュニティの創出に奔走中。二児の父。
- 作業療法士
- フカダヤ店主
- 飯能発ローカル偏愛ラジオ・ナビゲーター
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