飯能には様々なアーティストが活…
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たべる
日本人も大好きなカレー。そしてカレーといえば、インド。
でも、南インドのカレーは食べたことあるかと聞かれたら、ちょっと考えますよね。飯能では、南インドカレーを食べることができるんです。
お話を伺ったのは、南インドケララ州出身で小瀬戸在住ののスハスさん。2007年に来日後、結婚され、奥さまの出身が飯能だったことからお子さんと3人で暮らしています。
ふだんは毎週水曜日の15〜20時に第二保育所の隣にあるタキビバで、キッチンカーを出店。飯能市内のイベントにも積極的に参加しています。
カレーをメインに、南インド特有のサンバル、ドーサ、チキンカレーなどをつくっています。子どもから大人まで幅広いお客さんが買いに来られ、リピーターも多いとか。
南インド料理の特徴はなんでしょうか。スハスさんいわく、
「インドカレーといえばナンのイメージが強いけど、南インドは米が主食で、肉ではなく魚を使ったカレーが多いですよ」
魚はアジやブリ、イカなどを使い、南インドではカレーにサメを入れるのだとか!
また、カレーには欠かせない玉ねぎを奥さま義父さまが育て、味を引き立たせるカレーリーフを自宅で栽培するなど、家族を交えた経営にこだわりがあります。
スハスさんに飯能での暮らしを聞いてみると、自然の豊かさがケララ州と似ていると言います。
「海はないけど、泳げる川があって、ときどき自分が育ったふるさとを思い出します」
長年、日本でお店を出すことを夢見ていたスハスさん。今年3月には念願の南インド料理専門店をオープンします。
取材時はオープン直前で準備に追われていましたが、イキイキした表情を見せてくださいました。
「これから少しずつメニューを増やして、みなさんに味わってもらいたいです。ぜひ、食べに来てくださいね!」と語っていました。
飯能の山に囲まれた場所に、異国南インドの香りが漂います。今春のオープンが楽しみです♪
関連情報

- 店名
- タットゥカダ
- @thattukada37
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記事を書いた人:
飯塚 まりな
イラストレーター兼ライター(主に人物取材を好む)。最近は愛車で過ごす車中ランチが生活の一部。夢は発展途上国で医療や教育に関わる日本人の取材。
2021年に働く30代男女の仕事や生活についてインタビューした『〜西武沿線上で探した〜近所の30代「今」何してる?』を全国の天狼院書店発売(2022年1月まで)。
- 『ちいき新聞』レポーター(2020年〜)
- 『ショッパー』レポーター(2019年〜)
- 介護福祉士
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