2021年7月の公開以来、30…
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たべる
有機栽培で育てられたりんごを使って、かわいらしいタルトを販売している「Ringo de Tarte」
つくっているのは、七里建吾さん、祥江さんご夫婦。以前2011〜2019年まで飯能市内で「cafe fuWAri」を営んでいました。
7年半、多くのお客さまに美味しいキッシュやケーキをつくって提供されていたので、飯能ではご存知の方も多いはず。
「りんごのタルトは、カフェの時代からお店で出していました。コロナ禍で外出する機会が減り、通販で美味しいものを注文する人も増えていたんですね。そこで、もう少しギフトに特化したものをつくれたらと考えました」と建吾さん。
特徴のあるりんごのタルトをつくろうと、見た目から徹底的にこだわった、というだけあり「お花が咲く瞬間」をイメージできる魅力的な形のタルトになっています。
カットした断面もきれいに揃っていて、芸術的な仕上がりはさすがプロの技。プレゼントにぴったりなスイーツになっています。
「りんご自体を美味しく食べてもらうために、しっかりとした酸味のある紅玉を使っています。味そのものが引き立ち、りんご好きにはグッとくる商品のようです」と妻の祥江さん。
素材は北海道産薄力粉、よつ葉バター、ミネラル豊富な素精糖など選び抜いた材料でつくったタルトは、ザクザクしたタルト生地の食感を楽しめて、思わずリピートしたくなります。
現在、ご夫婦の役割は、パティシエが祥江さん、販売担当が建吾さんで、移動販売で乗っている三輪自転車を見せてもらいました。
地域のイベントやマルシェで大活躍しているというワゴンは、目を引く赤い屋根とおしゃれな雰囲気で見る人を惹きつけます。
「昔のお豆腐屋さんみたいってことですか?」と聞いたら「そうなんです、行商なので、お店の軒下でも販売できるところがあればどこへでも行きます!」とのこと。
「最近ようやく人との交流が戻ってきたので、自分から積極的に出向いていろいろな場所に出店しています。めずらしいので、なんだろう?と見られることが多いのですが、気軽に声をかけてくださいね」と笑う建吾さん。
ぜひ、りんごのタルトをうちの前で売ってもいいよ!という方がいらっしゃいましたら、ぜひ七里さんご夫妻に相談してみてくださいね。
写真提供:Ringo de Tarte/写真:赤井恒平
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記事を書いた人:
飯塚 まりな
イラストレーター兼ライター(主に人物取材を好む)。最近は愛車で過ごす車中ランチが生活の一部。夢は発展途上国で医療や教育に関わる日本人の取材。
2021年に働く30代男女の仕事や生活についてインタビューした『〜西武沿線上で探した〜近所の30代「今」何してる?』を全国の天狼院書店発売(2022年1月まで)。
- 『ちいき新聞』レポーター(2020年〜)
- 『ショッパー』レポーター(2019年〜)
- 介護福祉士
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