飯能駅北口から歩いて7分ほど。…
-
たべる
誕生日や記念日に食べるケーキや、大切な人への手みやげを考えるとき。「あのお店の、あの味がいいな」と思う、お気に入りのお店はありますか?
ポム・ドゥ・テールは、飯能駅から徒歩15分ほどのところにある洋菓子店です。小川末樹(スエキ)さんと奥さまの美津枝さんのお二人で営んでいます。
末樹さんは、10代の頃からお菓子づくりを始めて56年になる生粋の洋菓子職人さん。うみたての新鮮な卵をはじめ、こだわりの素材を使って毎日朝早くからお菓子をつくっています。
お隣の日高市で1985年から営業していたそうですが、2001年に飯能へ移転。アクセスもよくなり、市内はもちろん青梅や八王子など市外からのリピーターも多く来店しています。
店名のポム・ドゥ・テールは、フランス語で「ジャガイモ」という意味。
洋菓子店でジャガイモ?と思いますが、そこには「フランスで毎日のように食べられているジャガイモくらい、自慢のお菓子をたくさん食べてほしい」という末樹さんの想いが込められています。
ショーケースには季節のフルーツをあしらったケーキが色とりどりに輝き、ずっと眺めていたくなります。
「もうひとつ食べたいな、と思うちょうどいい大きさなんです」と美津枝さんが言うように、ケーキはほどよいサイズ感。さっぱりとした甘さのものが多く、何個でも食べられそうです。
定番のケーキは300円台からで、とてもリーズナブル。焼き菓子も充実していて、まさに毎日でも食べたいお菓子たちです。
ライター清水のイチオシは「シャルム」。
クリームとチョコスポンジの織りなす風味が最高の逸品◎。お話を伺うとスポンジに小麦粉は使っていないそう。職人技が光る珍しいケーキです。
おみやげにもぴったりの「はんじゅくちーず」は、お店の看板商品。人からいただいて美味しかったので、と買いに来るお客さんも多いそう。
半世紀を超える洋菓子の技術でていねいにつくられた、ポム・ドゥ・テールのお菓子は、懐かしさと新しさ、その両方を感じるやさしい味わいです。
一口ひと口、大切に食べたくなる。そんなお菓子たちが、ほっと心やわらぐひとときを運んでくれます。
関連情報
- 店名
- 洋菓子工房 ポム・ドゥ・テール
- 所在地
- 飯能市川寺694-9
- TEL
- 042-974-8000
- 042-974-8000
- 営業時間
- 9:00〜18:00
- 定休日
- 毎週月曜日
※祝日の場合は翌日休業
アクセス
この記事のタグ
記事を書いた人:
清水 麻由
飯能周辺のイベントに出没しては、消しゴムはんこなどを彫る人。造形屋。自由人の夫&息子とゆるくて愉快な飯能ライフを送っています(飯能市内で広いおうち探してます)。
- アート・クラフト屋イワオカフェ
- くらしの修繕センター・イワオヤ
- ウッドターニング(木工旋盤)修行中
関連記事/おすすめ記事