たべる

ライター:清水 麻由

2022.10.21

毎日でも食べたい!「洋菓子工房 ポム・ドゥ・テール」

毎日でも食べたい!
「洋菓子工房 ポム・ドゥ・テール」

誕生日や記念日に食べるケーキや、大切な人への手みやげを考えるとき。「あのお店の、あの味がいいな」と思う、お気に入りのお店はありますか?

ポム・ドゥ・テールは、飯能駅から徒歩15分ほどのところにある洋菓子店です。小川末樹(スエキ)さんと奥さまの美津枝さんのお二人で営んでいます。

末樹さんは、10代の頃からお菓子づくりを始めて56年になる生粋の洋菓子職人さん。うみたての新鮮な卵をはじめ、こだわりの素材を使って毎日朝早くからお菓子をつくっています。

お隣の日高市で1985年から営業していたそうですが、2001年に飯能へ移転。アクセスもよくなり、市内はもちろん青梅や八王子など市外からのリピーターも多く来店しています。

店名のポム・ドゥ・テールは、フランス語で「ジャガイモ」という意味。

洋菓子店でジャガイモ?と思いますが、そこには「フランスで毎日のように食べられているジャガイモくらい、自慢のお菓子をたくさん食べてほしい」という末樹さんの想いが込められています。

ショーケースには季節のフルーツをあしらったケーキが色とりどりに輝き、ずっと眺めていたくなります。

「もうひとつ食べたいな、と思うちょうどいい大きさなんです」と美津枝さんが言うように、ケーキはほどよいサイズ感。さっぱりとした甘さのものが多く、何個でも食べられそうです。

定番のケーキは300円台からで、とてもリーズナブル。焼き菓子も充実していて、まさに毎日でも食べたいお菓子たちです。

ライター清水のイチオシは「シャルム」。

クリームとチョコスポンジの織りなす風味が最高の逸品◎。お話を伺うとスポンジに小麦粉は使っていないそう。職人技が光る珍しいケーキです。

おみやげにもぴったりの「はんじゅくちーず」は、お店の看板商品。人からいただいて美味しかったので、と買いに来るお客さんも多いそう。

半世紀を超える洋菓子の技術でていねいにつくられた、ポム・ドゥ・テールのお菓子は、懐かしさと新しさ、その両方を感じるやさしい味わいです。

一口ひと口、大切に食べたくなる。そんなお菓子たちが、ほっと心やわらぐひとときを運んでくれます。

関連情報

店名
洋菓子工房 ポム・ドゥ・テール
所在地
飯能市川寺694-9
TEL
042-974-8000
042-974-8000
営業時間
9:00〜18:00
定休日
毎週月曜日
※祝日の場合は翌日休業
HP
https://www.p-pomme.com/

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記事を書いた人:
清水 麻由

飯能周辺のイベントに出没しては、消しゴムはんこなどを彫る人。造形屋。自由人の夫&息子とゆるくて愉快な飯能ライフを送っています(飯能市内で広いおうち探してます)。

  • アート・クラフト屋イワオカフェ
  • くらしの修繕センター・イワオヤ
  • ウッドターニング(木工旋盤)修行中

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