動きも表情もまさにカエルそのも…
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たべる
飯能駅前通りを歩いていると、パッと目を引く色とりどりのお豆たち。店内をのぞくとそこには、産地や銘柄も様々なお米が並んでいます。
お米と豆と粉の店「こめよし商店」は、1922年創業、来年で100周年を迎えます。初代店主は名栗村(現在の飯能市上名栗)の材木屋さんの生まれでしたが、兄弟とは違うことがしたいと川越のお米屋さんで修行をした後、飯能でこめよし商店を開店したそうです。
今やお米も、簡単にスーパーで手に入ってしまう時代ですが、食にこだわっている人はもちろん、若い人も美味しいお米を求めて来店します。
「『一回こういうお米を食べて美味しかったのだけど、取り扱いありますか?』と聞かれたとき、じゃあちょっと取ってみましょうか、と。そういうことが出来るのが個人商店のいいところだと思います」
そう話してくれたのは三代目店主の岡部久功(おかべひさよし)さん。お客さんとの対話を大切に、20代から33年間お店に立っています。
店頭に並ぶお豆も、代々お客さんの要望を聞いているうちに種類がどんどん増えていったとか。自分の好みの分付き米を頼めたり、自家製粉の米粉などを購入できるのも魅力です。
店内には年季の入った秤など、長年大事に使われている道具もあり、レトロ好きの心をくすぐります。
「飯能の若い人や、これから飯能に移住してくる人たちには、ぜひ新しいことにいろいろ挑戦してもらいたいですね」と岡部さん。
100年近くもの間、飯能の駅前をずっと見守っているこめよし商店は、初代から続くチャレンジ精神を大切にしているまちの頼れるお米屋さんです。
関連情報
- 店名
- お米と豆と粉の店 こめよし商店
- 所在地
- 飯能市仲町1-3
- TEL
- 042-972-2276
- 042-972-2276
- 定休日
- 毎週月曜
- @komeyoshisyouten
- @komeyoshi_hanno
- Blog
- 遊ぶ米屋のつぶやき
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記事を書いた人:
清水 麻由
飯能周辺のイベントに出没しては、消しゴムはんこなどを彫る人。造形屋。自由人の夫&息子とゆるくて愉快な飯能ライフを送っています(飯能市内で広いおうち探してます)。
- アート・クラフト屋イワオカフェ
- くらしの修繕センター・イワオヤ
- ウッドターニング(木工旋盤)修行中
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