みなさん、行きつけのお店ってあ…
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たべる
飯能をドライブしていると突如現れる、中華料理店「海燕(はいえん)」。
初夏には蛍も見えるという阿須丘陵を背景に、大きな窓が印象的な店構えです。
今回は一人ランチでお邪魔しました。お昼どきはテーブル席が埋まり、夏休み中の小学生の親子連れと、年配のご夫婦が食事を楽しまれていました。
私は海燕でも人気の「季節のセット」をいただきました。
おまかせ料理3品に雑穀米チャーハンとスープにデザート(ワンドリンク付き)のお得感満載なセット。
この日の3品は、ゴーヤと夏野菜、豚肉を使った炒めもの、エビチリの卵かけ、干しエビソースのかかった水餃子。
どれも美味しいのですが、水餃子は皮がなんともいえないモチモチ感! 見た目以上に満足感があります。
「今度、女子会をするなら海燕に来て、このセットを注文するといいかも」なんて楽しい想像をしながら、どんどん箸が進みます。
デザートのアイスクリームも、手づくりのあんずソースがかかった上品な味。コーヒーを飲んで一息ついたところで、オーナーの小島久雄さんにお話を伺いました。
小島さんは生まれも育ちも飯能。中華といえば、こってりも多いですが、海燕ではヘルシーで優しい味を大切にしています。
「昔、飯能に料理学校があって、高校卒業後に1年間通ったんです。当時、駅前の食堂でアルバイトをしていたときに、先輩から教わった中華料理がきっかけで中華の道へ進みました」
料理学校卒業後は、八王子や立川のお店で腕を磨き、29歳のときに新町で海燕をオープン。その後、実家のある落合に新店舗を構え、地元に根づいたお店づくりをしてきました。
過去には平成29年に「全国ヘルシー中華料理コンテスト」で厚生労働大臣賞を受賞。小島さんが考案したレシピ「鶏肉と豆腐の辛し炒め〜アボカドカップとともに〜」は現在もコース料理の一品として登場します。
「一度、海燕へ来ていただければ、中華のよさがますます伝わると思います。お店のモットーは『健康を美味しく食べよう』。野菜はわが家の家庭菜園で採れた新鮮なものを使ったり、健康に気遣った薬膳カレーや中華粥セットなどもあります」
飯能から生まれるヘルシー中華料理の新感覚を、ぜひ味わってみてくださいね!
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記事を書いた人:
飯塚 まりな
イラストレーター兼ライター(主に人物取材を好む)。最近は愛車で過ごす車中ランチが生活の一部。夢は発展途上国で医療や教育に関わる日本人の取材。
2021年に働く30代男女の仕事や生活についてインタビューした『〜西武沿線上で探した〜近所の30代「今」何してる?』を全国の天狼院書店発売(2022年1月まで)。
- 『ちいき新聞』レポーター(2020年〜)
- 『ショッパー』レポーター(2019年〜)
- 介護福祉士
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