たべる

ライター:べっきー

2025.04.21

美杉台の「Cafe Misugi」で、自家製ケーキのしあわせ時間

美杉台の「Cafe Misugi」で、
自家製ケーキのしあわせ時間

美杉台のバス通り沿いにある喫茶店「Sweet & Bakery Cafe Misugi」。

外観はしっとりと落ち着いた雰囲気のたたずまい、店内は木造の梁と吹き抜けの天井が気持ちのよい空間を演出しています。

おしゃべりが弾みそうなテーブル席。

まったりとバス通りを眺めながら、一人でもくつろぐことができそうなコーナーテーブル席。午後のやわらかな日差しで、読書も楽しめそうです。

インテリアの一つひとつがかわいくて、思わずじっくり見てしまいます。

アンティーク調の素敵なアップライトピアノが置いてあります。演奏家の方がコンサートを開いたことも。

テラス席はワンちゃんもゆったりできるほどのスペースがあります。これからの季節はテラス席が気持ちよさそうですね。

バス通りの反対側、裏口にも入り口があり、車いすの方でも安心のスロープになっています。

季節の生花と黄色い自転車が優しくお出迎えです。

「今年の11月19日で、開業30周年を迎えるんです。美杉台の散歩コースになっていたのもあって、ここにお店をオープンしようと思ったんです。当時はまだ周りに建物はほとんどなくて、ポツンとあるカフェでした」と笑顔でお話いただいた店主のMisugiさん。

30周年を記念して、11月15日に「ありがとうコンサート」を計画されているそうです。9月頃、SNSに情報をアップするそうなので、こちらもぜひチェックを。

美味しそうなケーキを前に、さっそく「柚子のシフォンケーキ」を注文しました。

柚子が、クリームとしっとりやわらかいスポンジ生地に溶け込んで、本当に美味しい!

飯能焼きの緑と青のコントラストが美しい器は、ケーキをより一層美味しそうに引き立てています。どんな飯能焼きの器で出てくるかも楽しみですね。

ご主人が大切に育てている果実を使ったものや、季節に合わせたケーキがショーケースに並びます。

ブリュレは「ご注文を頂いてから焼いて仕上げます」とあり、これはもう間違いなし!

別の日にランチもいただきました。今回は「えびとブロッコリーのトマトクリーム」をチョイス。細めの麺にトマトソースが絡んで、さっぱりと優しい味です。

Misugiさんはコーヒーを丁寧に淹れながら、お話してくださいました。

「お客さまに『一人でつくって、提供して、お店を回していくって大変でしょ?』って聞かれるんですけど、厨房は私の聖域だし、この空間をとても大切にしていて。お客さまをお待たせしてしまうこともあるけど、ありがたいことにみなさんご理解ある方たちばかりで。でも、一人だからこそ気を遣わずに続けてこれたと思います」

オープン前は東飯能の「駿河屋」さんや飯能銀座商店街の「夢彩菓すずき」さんで経験を積まれ、お菓子づくりを真剣に学んで国家資格も取得。

カフェのオープン時には両オーナーがお手伝いに来てくれたそうです。

そして、こだわりのコーヒー豆は世田谷の「ビーンズ喜多見」さんのもの。

「ビーンズ喜多見さんは、商品づくりに対する真面目な姿勢が素晴らしいの」とMisugiさんは語ります。

いただいたコーヒーは、酸味と苦味のバランスがよくて、美味しい。

不定期ですが、パンの販売もあります。パンづくりは、Misugiさんのご主人が担当。中にはご主人が小麦づくりから製粉まで手がけるパンも。

「無理なく、楽しんでつくること。そしてお客さまが喜んでくれることを大事にしています」と楽しそうにお話してくださいました。

別の仕事をしながらのパンづくりだそうですが、将来はフランスパンにも挑戦したいそうです。

パンは、すぐに売り切れてしまうこともあるので、インスタグラムで販売日をチェックしてみてください。

30年間、美杉台の移り変わりを見守ってこられた、Cafe Misugiさん。仕事や家事でちょっと息抜きしたいとき、美杉台へ足をお運びください。

関連情報

店名
Cafe Misugi
所在地
飯能市美杉台1-11-2
TEL
042-972-1747
042-972-1747
営業時間
月曜〜木曜 11:00〜17:00
日曜 13:00〜18:00
定休日
金曜・土曜
駐車場
完備
Instagram
@cafe.misugi
Facebook
@Cafe-Misugi

アクセス

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記事を書いた人:
べっきー

前職でお世話になった飯能に恩返しをしたくて、拠点を飯能に!

ほっとするHotSpotを紹介していきたいです。

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