飯能でデパートといえば「まるひ…
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たべる
飯能市中山にある菓子工房あおーら。NPO法人あおーらが運営する就労継続支援事業所 虹の中にあります。
工房の中は、思わず見上げてしまう高い天井と白を基調とした広々とした空間、窓から見える緑が魅力です。
キッチンをのぞかせてもらうと、たまごボーロづくりが始まっていました。この工房で焼き菓子をつくるのは、虹の利用者さんと職員さん。
当初はクッキーだけを製造、販売していたそうですが、今ではケーキ3種類、シフォンケーキ6種類、マドレーヌ、たまごボーロがあります。
「今日はどれにしようかな」と迷うほど、美味しそうなスイーツがいくつもあって、見ているだけでワクワクします。
お菓子づくりは楽しい!
ライター飯塚は、お菓子づくりの様子を近くで見学。利用者さんはテキパキと慣れた手つきで、手際よく作業を進めます。
利用者さんは粉を計り、ボールで食紅を混ぜるなど、それぞれの得意分野の作業を担当しているそうです。不得意な分野をお互いに助け合う場面も見られました。
「お菓子づくりは楽しいですか?」と声をかけると、利用者さんは「楽しい!」とにっこり。
職員さんも「今ではレシピがあれば、利用者さんたちだけでつくれるので頼もしいです」とうれしそうに話していました。
しかし、コロナ禍にはお菓子がつくれなかった時期も…。そんなときは文化新聞さんから新聞を寄付していただき、ショップ袋を何枚も製作したそうです。
今ではいろいろなサイズがつくれるようになり、お客さんにお菓子を渡すときに大活躍。その場そのときにできることを考えて乗り越えてきました。
最近では、飯能市内の保育園にマドレーヌの配達依頼がきているそうです。園児たちのおやつになると思うと、ますますやりがいにつながりますね。
あおーらの焼き菓子はどこで買えるの?
お菓子づくりを始めて9年。ようやく飯能市内だけではなく、近隣の市にも浸透してきたという菓子工房あおーらのお菓子たち。
現在は飯能観光案内所「ぷらっと飯能」「おみやげショップ夢馬」や日高市総合福祉センター「高麗の郷」マルシェ、あおーら日高就労継続支援事業所すみれの中にある「SHOPすみれ」などで販売しています。
また、丸広飯能店7階、喫茶モナミでも焼き菓子をいただきながら、お茶することができます。
もちろん菓子工房あおーらでも販売していますので、気軽に立ち寄ってもらえたらとのこと(電話でのご注文も可能)。
心のこもった菓子工房あおーらの焼き菓子、ぜひ一度食べてみてくださいね。
関連情報
- 店名
- 菓子工房あおーら
- 所在地
- 飯能市中山535-1
就労継続支援事業所 虹
- TEL
- 080-2218-2793
- 080-2218-2793
- 営業時間
- 月曜〜金曜 9:00〜17:00
- 定休日
- 土曜・日曜・祝日
- @kasikoubouahora
アクセス
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記事を書いた人:
飯塚 まりな
イラストレーター兼ライター(主に人物取材を好む)。最近は愛車で過ごす車中ランチが生活の一部。夢は発展途上国で医療や教育に関わる日本人の取材。
2021年に働く30代男女の仕事や生活についてインタビューした『〜西武沿線上で探した〜近所の30代「今」何してる?』を全国の天狼院書店発売(2022年1月まで)。
- 『ちいき新聞』レポーター(2020年〜)
- 『ショッパー』レポーター(2019年〜)
- 介護福祉士
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