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ライター:赤井 恒平

【レポート】キッズ向けイベント「西川材の箱めがねづくりと川遊び」

【レポート】キッズ向けイベント
「西川材の箱めがねづくりと川遊び」

はんのーと主催としては初めてのキッズ向けイベント「西川材の箱めがねづくりと川遊び」が、8月24日(日)に開催されました。

トンカチと釘と使って自分で箱めがねをつくり、目の前の川で遊ぶという飯能の自然を満喫できる企画です。

夏休みの思い出づくりにはもちろん、木のこと、山のこと、そして川にいる生きものたちに実際に触れて学べる機会、ということもあり県外からもたくさんのファミリーが来てくれました。

地元の木「西川材」で箱めがねづくり

会場は林業と工房を営む「木楽里(きらり)」さん。子どもたちは熱心につくり方を聞いて、さっそく組み立て始めます。

各テーブルにサポートスタッフがついて、道具の使い方をフォローしたり、難しいところはコツを教えたりします。

みんな集中して組み立てていますね。手伝っているお父さん、お母さんも真剣です。

だいたい1時間くらいで箱めがねが完成! お疲れさまでした。

ランチの前にちょっとお勉強タイム。木楽里の井上さんから実験装置を使って、山に木が植えられていることの大切さをお話いただきました。

山に雨が降り、木々が雨を保水してくれるからこそ、私たちは水という大切な資源を使うことができるのです。

東京へ帰っても、飯能の自然のシステムのことをたまに思い出してくれるとうれしいですね。

そして、みなさんお待ちかねのランチタイム。今回は同じ東吾野エリアにある「雑貨&カフェ kinoca」さんに出張していただき、バターチキンカレーをご用意。

お子さん向けに辛さは抑えつつも、ご飯が進むカレーでおかわりをする子もたくさん。ぜひまた食べに来てください。

箱めがねを使って、川の生きものを観察

お腹がいっぱいになったあとは、いよいよ川遊びです。ただ遊ぶだけではなく、せっかくなので生きものを捕獲&観察します。

まずはベテランの自然インストラクターのお話から。みんな川に入りたくて待ちきれない気持ちを抑えながら、しっかり聞いてくれました。

説明が終わったら、箱めがねと網を持って川へ突入!

ヤゴ(トンボの幼虫)や川虫、小魚などをみんな上手に捕まえます。木楽里の井上さんが、素手でカジカを捕まえたのには驚きました。

みんなで捕まえた生きものをバットに入れて観察します。初めて見る生きものもいるかもしれませんね。

ほとんど雨が降っておらず、例年に比べると水量は少なめでしたが、みんな楽しそうに遊んでいます。

中には子どもより楽しんでいそうな大人もいたり!(スタッフがしっかり子どもたちを見守っているので大丈夫です)

楽しい時間はあっという間。「まだ遊びたい〜」という声もあがる中、終わりの時間が近づきます。

最後に子どもたちみんなで記念撮影をして、今回のイベントは終了です。

また来年も、箱めがねを持って遊びに来てね。遠くからご参加ありがとうございました!

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記事を書いた人:
赤井 恒平

飯能生まれ。AKAI FactoryやBookmarkを手がけた、飯能リノベーションの第一人者。地域や人をつなぐ「橋をかける仕事」をしています。

  • 飯能市キーマン
  • AKAI Factory 代表
  • 埼玉県「まちなかリノベ賞」最優秀賞(R2年度)

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