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ライター:トッポ

2024.09.18

多峯主山のふもとで Vol.1「ライター、はじめました」前編

多峯主山のふもとで Vol.1
「ライター、はじめました」前編

関東平野の西の果て、埼玉県飯能市。その平野が終わって、山がはじまるあたりに家を建て、似顔絵師の妻、幼稚園児の息子2人と暮らしている。

私は所沢市出身の33歳、東京都内で働くごく普通の会社員。大学卒業まで所沢の実家、独身時代は新宿、結婚してからは妻の地元・川口で暮らしていた。

飯能歴は約2年半、まだまだ新参者の移住者だ。そんな私が『はんのーと』に出会ったのは、2021年夏。

飯能に土地を買い、ハウスメーカーとの打ち合わせも終わり、地鎮祭を目前に控えていた頃のこと。なんとまだ記事は1本だけ…!

私も妻も、縁もゆかりもない飯能で暮らすにあたり、不安がないわけではなかったが、日を追うごとに増えていく楽しい記事に背中を押され、今ではすっかり飯能ライフを楽しんでいる。

『はんのーと』に関しては、1ファンのつもりだったが、このたびライターをやらせてもらえることになった。移住前の自分たちに向けたメッセージのつもりで、綴っていこうと思う。

旅するように暮らすまち

かつて青春18キッパーだった私。47都道府県、ほとんどに宿泊経験がある。日本中のまちを見てきたうえで、飯能で暮らすことに決めた。

きれいな泳げる川、気軽に登れる山がすぐそば、山手線の駅まで最短40分!

きれいな泳げる川 入間川

気軽に登れる山 柏木山

「こんなまち他にはない!」と、すっかりときめいてしまった私を許してくれた家族には感謝しかない。

飯能に住むと、どこに行くのも旅のよう。駅へ向かうバスの車窓や、スーパーへの買いもの途中に見える山々。子どもたちと散歩で通りかかる渓谷。

散歩道の途中にある渓谷

仕事から電車で帰ってきて飯能駅に降り立ったときの木の香り、どこか懐かしい雰囲気の商店街も、旅情をかき立てる。

飯能銀座商店街

毎日が旅立ちの朝のようであり、旅の途中に次のまちに向かうようであり、そんなワクワクした気持ちが今でも続いている。

どこでも行けそう! 何でもできそう! 私にとって飯能は旅するように暮らすことができるまち。

実際、個人的にやりたいと思ったことは実行に移せている。

  • 早朝の誰もいない川で泳ぎたい
  • 山道だけを歩いて、湖畔の温泉に行きたい
  • リモートワークのあと、山頂ですぐ乾杯したい

などなど。詳しくは、これからの記事でいろいろ語っていこうと思う。

妻は、幼い頃の夢「絵を描く人になりたい」を叶えるべく、似顔絵屋をはじめた。飯能の空き地、商店街、ときに山奥へ出没しては、ペンとクーピーを走らせている。

妻の似顔絵屋(ノーラ名栗にて)

元銀行員の妻は美大出身でもなく、絵はあくまで長年の趣味に過ぎなかった。趣味を仕事にする、というのもある意味冒険だ。

飯能には、何かにチャレンジしたくなる雰囲気があるのかもしれない。その雰囲気の源泉についても、これから探っていきたい。

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記事を書いた人:
トッポ

自称『はんのーと』最古参のファン。1991年所沢生まれ。「田舎の学校へ行きたい」という念願叶わず、中高大と都内へ通学。卒業後も都内勤務。

住まいは新宿、川口を経て2021年末、憧れの地・飯能へ移住。家族は似顔絵師の妻(しなおかりお)と息子2人。旅と音楽が好き。

  • 平日は生命保険業界にいます
  • 休日は山や川にいます
  • 飯能の似顔絵屋 しなりお堂 店員

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