あそぶ

ライター:つるまゆ

2022.03.30

桜づくしのハイキングルート 入間川ぞいを歩いて阿須丘陵へ

桜づくしのハイキングルート
入間川ぞいを歩いて阿須丘陵へ

春の花といえばやっぱり桜。飯能市街では梅が終わり、いよいよ桜の花が咲き始めました。山や公園、寺院など、飯能には桜の名所が盛りだくさん。

今回は入間川ぞいから阿須丘陵へと続く、歩きながら桜を満喫できるスポットをご紹介します。桜の盛りはあっという間に過ぎてしまうもの。この週末はお花見ハイキングを計画してみませんか。

最初の桜スポットは、入間川土手ぞいの桜並木2か所をご紹介。飯能駅南口から徒歩10分、「矢川橋」にさしかかると、川ぞいに続く桜の木が見えてきます。距離は約600メートル。飯能市の浄水センターまで続く、長い桜並木です。

その後は「加治橋」方面へ。飯能市林業センター横の未舗装の道に入ると「飯能ライオンズ桜並木」の看板が目に入ります。菜の花の咲く土手に、覆いかぶさるように枝を広げる桜の大木は圧巻。ぼんぼりの準備も整い、あとは満開の桜を待つのみ。

桜を見ながら歩いていくと「阿須運動公園」へ続く道が見えてきます。広い駐車場や遊具、水遊びの場所もある園内には、たくさんの桜が植えられています。

なかには緑色の花が咲く「御衣黄」という珍しい桜も。開花時期は「ソメイヨシノ」よりも少し遅めですが、咲き初めから少しずつ変わる花の色を楽しめます。阿須運動公園を抜けて、阿須丘陵へ向かいます。

阿須丘陵の桜といえば「桜山展望台」。こちらもぜひ訪れていただきたいスポットです。

展望台の周囲には背の高い桜の木が植えられ、3階建ての展望台屋上へ登ると、木の上部に咲く桜が手に届きそうなほど。晴れた日には都内の高層ビル群や筑波山、秩父連山や丹沢山系、遠く富士山まで見渡せる絶景ポイントです。

桜山展望台のある阿須丘陵へ向かう道は「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」を通るルートがわかりやすく、おすすめです。

「森の家」の後ろへ回ると、阿須丘陵へつながる階段が見えてきます。登りやすく整備されており、急なことを除けば危ないところはありません。

「あけぼの・桜山・万葉ハイキングルート」の2番の看板が見えたら、あとは案内板にそって進みましょう。阿須丘陵に広がる舗装されたハイキング道につながります。

木々のやわらかい若葉を見ながら歩けるのは、桜の咲く今の時期だけ。あたたかな日差しのもと、春のお花見ハイクに出かけてみませんか。

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記事を書いた人:
つるまゆ

長野県上田育ち→東京経由→埼玉県飯能暮らし/自然に囲まれた生活を愛して、2021年に移住/山と緑、自然食と手仕事、コーヒーを楽しむ生活

  • 職業は経理&ライター
  • 登山大好き
  • 和服大好き

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