くらし

ライター:森畑 鶏

2021.08.04

2周目の田舎暮らし(第3回)ニワトリ小屋づくり

2周目の田舎暮らし
(第3回)ニワトリ小屋づくり

森畑鶏(もりはた けい)です。ここでは家庭菜園、薪ストーブ、ピザ窯づくりなどをひと通り経験し、2周目に入った田舎暮らしあれこれを綴っていこうと思います。

さて、いよいよニワトリとの暮らしが動き出します。よく「いつから飼うの?」と聞かれますが、実はまだ小屋ができてないんです。前出のコラムでも紹介した『ニワトリとの暮らす』では小屋のつくり方も丁寧に解説されていて、とても参考になります。今回はニワトリ小屋づくりについて紹介します。

子どものころ飼っていた小屋は、板床でフン掃除が欠かせませんでした。本によると、どうやら土のままがいいそうです。土床だとフンと土が混じり発酵し自然と発酵鶏フンができるそうです。自宅では家庭菜園もやっているのでこれはありがたい。

ニワトリからタマゴをいただきつつ・フンから肥料がつくられ野菜ができ・野菜くずはニワトリの餌となり・ニワトリから新たなタマゴが。小さな循環が始まりそうでワクワクします。

話がちょっと脱線しますが『はんのーと』を運営しているAkinaiのみなさんが現在、商店街の空きスペースをシェアオフィスに改装中で、ちょうど古い畳が大量に出てきました。最近の畳と違って昔の畳は藁がびっしり。試しに1.5畳分の畳を解体すると、90リットルのビニール袋で6袋にも。藁を解体していくと藁の中に稲穂を発見。タイムカプセルみたいでなんだかうれしくなります。

お金をかけて廃棄物として処分せず、手間を惜しまず解体して藁にすると有益な資源に。もちろん小屋の土床にも敷きつめます。きっとうちにやってくるニワトリたちも敷き藁の床を気に入ってくれるでしょう。

肝心の小屋は一体いつできるのでしょうか…? 10日でつくろうとしたピザ窯の完成に2年を要し「サグラダピザガマ」と名づけられた記憶がよみがえります(つづく)。

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記事を書いた人:
森畑 鶏

飯能に移り住んで10数年。家庭菜園、薪ストーブ、ピザ窯づくりなど、田舎暮らしでやりたかったことを一通り経験。2周目の田舎暮らしに向けて新境地を開拓中。

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