『はんのーと』では、これまでた…
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イベント
先月9月25日(木)「飯能で関わる、はじめる交流会」が開催されました。交流会の会場は、飯能ではなく、東京・有楽町!
今回のイベントは、飯能へ移住せず「二拠点活動」する方々のお話を聞いてみよう、交流してみようという会。
参加されたのは、約20名で会場は満員です。
ゲストスピーカーとしてお話されたのは、このお三方。
都内のデザイン会社で働きつつ、飯能で「FragranceBase.」というフレグランスブランドをスタートした藤本信明さん。移住せず二拠点で活動されています。
長野県諏訪市から飯能へ会社ごと(!)移転、そして家族と社員(!!)の方も一気に飯能へ移住される、アートディレクター・デザイナーの神岡真拓さん。
そして神岡さんと一緒に働く、グラフィックデザイナーの武藤亜里紗さん。
ローカルライフマガジン『TURNS』代表の堀口正裕さんがイベントの進行をされ、
『はんのーと』を運営する、Akinai代表の赤井さんからは移住、二拠点活動をサポートするAkinaiの活動やご紹介、
さらに飯能市職員で「くるくるはんのう」で活動されている片野陽介さんからも、飯能で事業者や生産者の可能性、つながりについてのお話が。
なんとも、もりだくさんの1時間半。
藤本さん、神岡さん、武藤さんからは、これからの飯能での活動や暮らし、なぜ二拠点、移住という選択をされたのか、それぞれの視点からお話がありました。
参加者は「移住」に関心がある方、「飯能」に興味がある方、すでに飯能に住んでいる方とさまざま。
お三方の話の受け取り方や感じ方も、みなさん違ったのではないでしょうか。
イベントの後半はグループに分かれてグループワーク。各グループとも、それぞれ盛り上がっていました。
私は飯能話に花を咲かせてしまい、当日はグループワークをすることなくタイムアップ…ごめんなさい!
が、しかし、今回のグループワークのメインテーマは「地域でもう一つの肩書をつくろう」
この『はんのーと』こそ、私のもう一つの肩書なので、下記を私のグループワークとします(半ば無理やり)。
私は3年前に都内から飯能へ移住しました。田舎暮らしをしながら、平日は都内へ通勤、会社員として働いています。
本業の肩書は写真も文章も全く関係のない世界。専門が狭い分野ということもあり、雇用される機会はほぼ100%都内。
きっと、会社員を辞めるまで都内勤務は続くことでしょう。そんな私の地域でのもう一つの肩書は「フォトグラファー・ライター」
これらを生業としている方々からは「そんなに簡単にできることじゃない」と怒られそうです。その通りだと思います。
もしも叶うなら、私もフォトグラファーとして生きていくことを目指したいと思ったこともありました。
でも、飯能へ移住してきたからこそ、本業ではなく「もう一つの肩書」の「フォトグラファー・ライター」として生きる小さな夢が叶っています。
地域に住んでいるからこそ撮れる写真や、聞ける、書ける言葉もある(と信じたい)。
なので、私はこれからも平日は会社員、地域では好きな写真や言葉とつながる毎日を過ごす日々を続けていきます。
社会的にも、ひとつの肩書にとらわれない時代になっていると思います。
さらに人とのつながりが濃く、そこから肩書の境目が面白くぼやけていくのは、田舎ならでは。
そして肩書を越えたつながりがうまく作用して、いろいろな挑戦や小さな夢を叶えられる可能性があるのが、地方への移住、二拠点生活なのかなと。
二拠点に、移住に関心がある方々、ぜひ飯能へ遊びに来てみてください。お待ちしてます!
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