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秋の実りとアートに触れる入り江のテラス

ようやく秋らしさを感じられるようになった9月下旬、ムーミンバレーパークでは新しい「入り江のテラス」が誕生しました。

テラスでは「おとなのアートテラス」と題し、水辺とムーミンのアートが融合したくつろぎ空間を演出。芸術の秋、到来です。

ところで、みなさんは「ヨクサル」というキャラクターをご存知ですか？

今回の企画では、小説『ムーミンパパの思い出』に登場するヨクサルをテーマに、アートパネルを展示しています。

なんと、ヨクサルはスナフキンのお父さん！

いつもマイペースで寝てばかり。何かを禁止されるのが大嫌いな性格。スナフキンとは違い、赤い帽子に猫のような目が特徴です。

冒頭、秋らしくと書きましたが、取材当日は9月とは思えないほどの暑さで、クラクラするほど。至るところからミストが出ていました。

歩き疲れて、入り江のテラスに吸い込まれるように休む人もちらほら。これからの季節は、心地よい風が吹いて気持ちのよい場所になるでしょう。

ヨクサルのことをもっと知りたい人は、ライブラリーカフェを訪れてみてください。原作を読みながらのんびりするのも大人の楽しみ方です（静かに読みたいときは平日がおすすめ）。

りんごのバルーンデコレーション

静かな湖畔を囲みながら、パークの奥へと続く道を歩く、ムーミンバレーパーク。

今年の秋は、秋の澄んだ青空と真っ赤なりんごをイメージしたバルーンデコレーションが楽しませてくれます。

歩きながらポンポンとバルーンのりんごを触ってみたり、両手で抱える子どもたちがかわいらしい。

秋の収穫を一緒にお祝いする気持ちで、ムーミントロールの仲間たちに会いに行きましょう。

ほかにも各種イベントが盛りだくさん！ まだまだ続く「ムーミン谷の湖上花火大会～秋～（土日祝のみ）」やワークショップなども開催。

空を見上げれば、いわし雲。

穏やかな季節に、ムーミン一家を通して、文学とアートに触れる時間をつくってみてくださいね（詳細な時間や場所は、公式HPで）。